「千代田区で蓄電池を導入したいけれど、どの業者を選べばよいかわからない」
「東京都の補助金に詳しく、安心して施工を任せられる業者を知りたい」
電気代の負担軽減や停電対策、太陽光発電でつくった電気の有効活用を目的として、家庭用蓄電池を導入する家庭が増えています。
千代田区の「省エネルギー改修等助成制度」は蓄電システムに対象経費の20%(住宅は上限合計100万円)という、23区でも際立って手厚い内容です。ただし令和8年度分は予算額に達したため、申請の受け付けが一旦終了しています(令和8年6月26日時点)。
一方で、区内および東京都内には数多くの蓄電池販売・施工業者があり、取扱メーカーや価格、補助金申請のサポート、施工体制、保証内容なども業者によって異なります。
そのため、どの業者へ相談すればよいのか、判断に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、千代田区で蓄電池の設置を検討している方に向けて、おすすめの蓄電池業者5社を比較して紹介します。
東京都の補助金を踏まえた提案や施工対応に強みをもつ「ENECO(えねこ)」、費用対効果のシミュレーションや複数メーカーからの提案を受けられる「ECODA」をはじめ、価格、施工体制、保証、取扱製品、口コミなどを調査しました。
各社のメリットだけでなく、ネガティブ寄りの意見や契約前に確認したいポイントも紹介します。
あわせて、受付が再開した場合に備えて知っておきたい要件、区独自の「ちよエコ宣言」、そして工事着工前の申請という順序まで解説します。千代田区で蓄電池業者を選ぶ際の参考になれば幸いです。
補足
- 当記事で掲載している蓄電池業者の対応地域、補助金サポート、施工体制、保証、口コミなどの情報は、2026年8月時点の公式サイトおよび公開情報をもとに独自調査したものです。
- 千代田区の助成制度、災害リスク、相談窓口に関する情報は、千代田区公式ホームページおよび「千代田区省エネルギー改修等助成制度パンフレット」、東京都建設局、国土交通省、クール・ネット東京、東京くらしWEB等の公表情報(2026年8月時点)をもとにまとめています。受付状況は変動します。必ず区の公式ページで最新の状況をご確認ください。
- 当記事に掲載している蓄電池業者へのリンクの一部には、アフィリエイト広告を利用しています。広告によって得られた収益は、サイトの運営費や蓄電池業者・補助金制度などの調査費用に充てています。
用途別おすすめ蓄電池業者2社
| 比較項目 | ENECO(えねこ) | ECODA |
|---|---|---|
| おすすめタイプ | 東京都の補助金対応や施工品質を重視する人 | 費用対効果や製品の選択肢を重視する人 |
| 総合評価 | ★19/20点 | ★18/20点 |
| 主な特徴 | 補助金申請から設計・施工、アフターフォローまで一貫して相談しやすい | 電気代や発電量のシミュレーションに対応し、複数メーカーを比較しやすい |
| 公式サイト | ENECO公式サイト | ECODA公式サイト |
博士30秒でわかる補助金計算令和8年度・東京都版
あなたの家だと、補助金はいくら?
下の項目を選ぶだけ。東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が、その場でわかります。設置費用は相場に幅があるため、金額はレンジで表示しています。
あなたの家だと、実際いくらもらえる?
上の金額はあくまで概算です。屋根の形・電気の使い方・設置条件で助成額は変わります。無料相談なら、自宅の条件に合わせた具体的な金額を確認できます。
蓄電池をお考えの方へ 蓄電池の補助金額を無料で診断する 補助金の申請代行に対応/診断だけの利用もOK 太陽光をお考えの方へ 太陽光の補助金額を無料で相談する 補助金の申請代行に対応/相談だけの利用もOK※本記事はアフィリエイト広告を含みますが、掲載内容・試算結果への影響はありません。助成の可否・金額は自治体の審査により決定されます。
POINT
以下の表は、東京で蓄電池を設置できる業者を調査する過程でまとめたものです。各社に異なる強みや特徴があるため、補助金対応、施工体制、保証、提案力などを総合的に比較しています。


※クリックすると拡大できます。
蓄電池業者を選ぶ際の7つのポイント
千代田区でおすすめの蓄電池業者5社を紹介する前に、業者選びで確認しておきたいポイントを解説します。
蓄電池を選ぶ際は、以下の7項目を押さえて比較すれば、業者選びで失敗するリスクを減らせるでしょう。
1.東京都の補助金に対応しているか?
東京都では、蓄電池に利用できる補助制度が実施されています。ただし、対象製品や申請時期、着工条件は制度によって異なります。
区の受付が終了している現在、千代田区民が確実に使えるのは東京都の補助金です。東京都は契約前の事前申込が必須なので、申込のタイミングを正しく管理できる業者を選んでください。


2.見積金額に何が含まれているか?
本体価格だけでなく、標準工事、配線、基礎工事、申請費、搬入費、追加工事などを含む総額で比較しましょう。
千代田区の特徴
千代田区の助成は「対象経費の20パーセント」という率方式です(税抜き)。経費が大きいほど助成額も増えるという、23区では珍しい仕組みです。そのぶん見積書とその内訳書の提出が求められます。
3.家庭に合った容量・機能を提案してくれるか?
適切な蓄電池は、電気使用量、太陽光発電の容量、売電状況、停電時に使いたい家電によって異なります。
容量の大きさだけでなく、全負荷・特定負荷、200V対応、出力なども確認しましょう。電気代の削減効果と停電時の使用時間を具体的に試算する業者がおすすめです。
4.複数メーカーを比較できるか?
蓄電池は、メーカーごとに容量、出力、保証、設置条件、太陽光やV2Hとの相性が異なります。一社の商品だけでなく、複数メーカーから家庭に合った機種を提案してくれる業者を選びましょう。各製品のメリットだけでなく、デメリットまで説明できるかも重要です。
5.施工体制と工事実績に問題がないか?
施工不良は、配線トラブルや雨漏り、停電時の作動不良につながる可能性があります。自社施工か提携会社による施工か、必要な資格やメーカー認定があるかを確認しましょう。
千代田区は戸建住宅が少なく、マンションが多いエリアです。マンションへの設置を検討する場合は、管理規約の確認と管理組合との調整が前提になります。


6.保証・アフターサポートは充実しているか?
製品保証、容量保証、施工保証、自然災害補償は、それぞれ発行元や対象範囲が異なります。保証年数だけでなく、部品代や出張費、免責条件、故障時の連絡先まで確認しましょう。
注意
千代田区の助成には「改修等した省エネ機器等は、5年間維持管理してください」という条件があります。5年間きちんと使い続ける前提で、保証とサポート体制を確認してください。
7.運営会社や営業方法を信頼できるか?
会社名、所在地、設立年、施工実績、許認可、問い合わせ窓口などを確認しましょう。
重要
「千代田区の助成金が使えます」と説明された場合は、その場で契約せず区へ確認してください。令和8年度分は予算額に達したため、申請の受け付けが一旦終了しています(令和8年6月26日時点)。存在しない助成を前提にした試算は、実際の自己負担額と食い違います。区の環境政策課エネルギー対策係(03-5211-4256)で確認できます。
選び方のポイントを確認したところで、いよいよ千代田区でおすすめの蓄電池業者をチェックしていきましょう。
千代田区でオススメの蓄電池業者5選
ここからは、千代田区で蓄電池の設置を検討している方におすすめの業者5社をご紹介します。紹介にあたり、各社を20点満点のおすすめ度で評価しました。
20点満点は「補助金対応力」「施工体制・品質」「保証・サポート」「製品の選択肢・提案力」の4項目を、それぞれ5点満点で評価した合計点です。
なかでも「施工体制・品質」は、施工実績や現地調査の内容、工事後の対応などを考慮した重要な指標です。総合点だけでなく、それぞれの強みや注意点も確認し、ご家庭に適した業者を選ぶ際の参考にしてください。
| 業者名 | 公式HP | 総合評価 | 補助金対応力 | 施工体制・品質 | 保証・サポート | 選択肢・提案力 | 施工体制 | 複数メーカー |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ENECO(えねこ) | 公式HP | ★19 | ★5 | ★5 | ★4 | ★5 | 自社施工を掲げる | ○ |
| ECODA | 公式HP | ★18 | ★5 | ★4 | ★4 | ★5 | 契約前に確認 | ○ |
| 省エネタイガー | 公式HP | ★17 | ★4 | ★5 | ★4 | ★4 | 一貫対応を掲げる | ○ |
| 節電プロ | 公式HP | ★16 | ★4 | ★4 | ★4 | ★4 | 契約前に確認 | 要確認 |
| エコ発電本舗 | 公式HP | ★15 | ★4 | ★3 | ★4 | ★4 | 自社・提携施工 | ○ |
※表は横スクロールできます。評価は2026年8月時点の公開情報にもとづく編集部独自の評価です。
【ENECO(えねこ)】東京都の補助金対応と自社施工に強い蓄電池業者


ENECO(えねこ)は、東京都で補助金を活用しながら、太陽光発電や蓄電池を設置したい人におすすめです。
ENECOは、東京都を中心に太陽光発電、家庭用蓄電池、V2Hの販売・施工を行う会社です。公式サイトでは、年間1,000件以上の施工実績と自社施工体制を公表しています。
補助対象機種の選定から申請、設置工事まで相談できるため、「東京都の補助金が複雑で分からない」という人の有力な候補になります。また、複数メーカーを扱っているため、特定メーカーだけを勧められるのではなく、容量・価格・保証などを比較できます。
ENECOのおすすめポイント
- 東京都の補助金申請をサポート
- 年間1,000件以上の施工実績を公表
- 自社施工体制を掲げている
- 東京都を中心に対応
- 複数メーカーを比較できる
- 電気代削減シミュレーションに対応
- 太陽光発電・蓄電池・V2Hを相談できる
- 設置後のアフターサポートを用意
ENECOの基本情報
| 運営会社 | 株式会社えねこ |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 事業内容 | 太陽光発電、蓄電池、V2H、補助金活用支援 |
| 施工体制 | 自社施工を掲げる |
| 補助金サポート | あり |
| 対応エリア | 東京都を中心に対応 |
| 総合得点 | 19/20(補助金対応力:5、施工体制・品質:5、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:5) |
| 公式サイト | https://e-neco.com/ |
| 情報確認・更新日 | 2026年8月7日 |
「ENECO(えねこ)」に関するネットの口コミ
ポジティブな意見
- 複数メーカーを比較し、自宅の電気使用量に合うプランを提案してもらえた
- 担当者の説明が丁寧で、蓄電池に詳しくなくても理解しやすかった
- 自社施工なので、販売会社と工事会社が分かれる不安が少なかった
- 補助金適用後の自己負担額まで説明してもらえた
- 太陽光発電と蓄電池をまとめて相談できた
ネガティブ寄りの意見
- 東京都を中心としたサービスのため、地域によっては対応できない場合がある
- 補助金の受給額は住宅条件によって変わるため、広告上の最大金額がそのまま適用されるわけではない
【ECODA】費用対効果の試算と幅広い製品提案が魅力の蓄電池業者


ECODAは、蓄電池を設置したときの電気代削減効果を確認してから決めたい人におすすめです。
蓄電池は、設置すればすべての家庭で必ず元が取れる設備ではありません。毎月の電気代、太陽光発電量、売電単価、昼夜の電力使用量によって経済効果が変わります。
ECODAでは、電気の使用状況をもとに、設置後の削減効果をシミュレーションしてもらえます。「補助金が出るから買う」のではなく、「補助金適用後にいくら負担し、年間でいくら電気代が下がるか」を確認したい人に向いています。
ただし、契約後にローンや電力プラン変更などの手続きが必要になるケースもあるため、事前に流れを確認しておくと安心です。
ECODAのおすすめポイント
- 電気代をもとに削減効果を試算
- 東京都の補助金申請をサポート
- 複数メーカーを取り扱う
- 補助金申請実績を公表
- 機種によって最長20年の製品保証
- 太陽光発電・蓄電池・V2Hに対応
- 専任担当者へ相談できる
- 設置後のサポートを用意
ECODAの基本情報
| 運営会社 | 株式会社ECODA |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 事業内容 | 太陽光発電、蓄電池、オール電化、V2H |
| 対応エリア | 東京都を含む対象地域 |
| 補助金サポート | あり |
| 保証 | 機種によって最長20年 |
| 支払い方法 | 現金・提携ローンなど |
| 総合得点 | 18/20(補助金対応力:5、施工体制・品質:4、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:5) |
| 公式サイト | https://ecoda-corp.com/ |
| 情報確認・更新日 | 2026年8月7日 |
「ECODA」に関するネットの口コミ
ポジティブな意見
- 東京都と市区町村の補助金を調べてもらい、自己負担額を抑えられた
- 補助金適用後も自己負担が必要になることを含め、現実的な金額を説明してもらえた
- 太陽光発電と蓄電池を設置した場合のシミュレーションが分かりやすかった
- 他社と相見積もりを取ったところ、納得できる価格だった
- 問い合わせへの返信が早く、契約前の不安を相談しやすかった
ネガティブ寄りの意見
- 営業担当者の評価が高くても、現地調査や施工担当者は別になる可能性がある
- ローンや電力プラン変更など、契約後に必要な手続きが多いと感じる場合がある
【省エネタイガー】現地調査から施工までの一貫対応を掲げる蓄電池業者


省エネタイガーは、設計・施工・アフターフォローまでの一貫対応を重視したい人におすすめです。
省エネタイガーは、株式会社PFAが運営する太陽光発電・家庭用蓄電池の販売施工サービスです。公式サイトでは、専任担当者による提案、責任施工、補助金サポート、設置後のアフターサービスを案内しています。
販売会社と施工会社が別になることに不安がある人や、現地調査をしたうえで詳しい見積もりを出してほしい人に向いています。
ただし、大手企業と比べると第三者サイトに掲載された口コミや情報が少ないため、評価点だけでなく契約条件も確認しておきましょう。
省エネタイガーのおすすめポイント
- 東京都を含む関東エリアに対応
- 自社による一貫対応を掲げている
- 国内外の複数メーカーを取り扱う
- 東京都の補助金申請をサポート
- 現地調査をもとに提案
- 太陽光発電と蓄電池を相談できる
- 設置後のアフターサービスを用意
省エネタイガーの基本情報
| 運営会社 | 株式会社PFA |
| 所在地 | 東京都西東京市 |
| 事業内容 | 太陽光発電、家庭用蓄電池、エコキュートなど |
| 施工体制 | 自社による一貫対応を掲げる |
| 補助金サポート | あり |
| 対応エリア | 東京都を含む関東エリア |
| 総合得点 | 17/20(補助金対応力:4、施工体制・品質:5、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:4) |
| 公式サイト | https://syoenetiger.com/ |
| 情報確認・更新日 | 2026年8月7日 |
「省エネタイガー」に関するネットの口コミ
ポジティブな意見
- 現地調査後の見積もりが早く、総額を把握しやすかった
- 複数社で相見積もりを取ったなかで、価格が安かったという意見がある
- 東京都の補助金申請を細かくサポートしてもらえた
- 自社施工のため、営業から施工までの連携が分かりやすかった
- 工事がスムーズで、設置後の説明も丁寧だった
ネガティブ寄りの意見
- 大手企業と比べると、第三者サイトに掲載された口コミや情報が少ない
- 高評価の口コミが多いため、評価点だけでなく契約条件も確認する必要がある
- 人気の時期は、現地調査や工事まで時間がかかる可能性がある
【節電プロ】太陽光・蓄電池のセット導入を相談しやすい業者


節電プロは、太陽光発電と蓄電池をセットで導入し、東京都の補助金を活用したい人におすすめです。
節電プロでは、太陽光発電と家庭用蓄電池を設置した場合の費用や電気代削減効果を相談できます。東京都では、太陽光発電と蓄電池の両方に助成制度が用意されています。
そのため、まだ太陽光発電を設置していない家庭では、蓄電池だけでなくセット導入も比較する価値があります。
ただし、「初期費用0円」はローン利用などの条件がある場合が多く、設備が無料になるわけではありません。総支払額での比較が必要です。
節電プロのおすすめポイント
- 太陽光発電と蓄電池のセット提案
- 東京都の補助金申請をサポート
- 現地調査と電気代試算に対応
- 初期費用を抑えたプランを提案
- 機種によって最長20年の保証
- ローンを利用した支払いに対応
- エコキュートや住宅工事も相談可能
節電プロの基本情報
| サービス名 | 節電プロ |
| 所在地 | 東京都足立区 |
| 事業内容 | 太陽光発電、蓄電池、関連住宅設備 |
| 補助金サポート | あり |
| 保証 | 機種によって最長20年 |
| 支払い方法 | 現金・ローンなど |
| 総合得点 | 16/20(補助金対応力:4、施工体制・品質:4、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:4) |
| 公式サイト | https://setsuden-pro.com/ |
| 情報確認・更新日 | 2026年8月7日 |
「節電プロ」に関するネットの口コミ
ポジティブな意見
- 東京都の補助金を活用し、設備費の自己負担額を抑えられた
- 太陽光発電・蓄電池・エコキュートをまとめて相談できた
- 現地調査と電気代シミュレーションを無料で受けられた
- メーカーからの仕入れや自社対応によって、価格を抑えた提案を受けられた
- 補助金申請の書類作成をサポートしてもらえた
ネガティブ寄りの意見
- 設置後の修正や申請対応に時間がかかったという意見がある
- 「初期費用0円」はローン利用などの条件があり、設備が無料になるわけではない
【エコ発電本舗】価格・保証・豊富な取扱製品が特徴の蓄電池業者


エコ発電本舗は、複数メーカーの価格と保証を比較したい人におすすめです。
エコ発電本舗は、インターネット販売に特化することで営業費用や店舗費用を抑え、価格競争力を高めています。ニチコン、長州産業、パナソニックなど、複数メーカーから比較できる点も特徴です。
公式サイトでは、施工が原因となる機器の損傷や周辺設備への損害、雨漏りなどを対象とした15年間の施工保証を案内しています。
ただし、他社より見積もりが高かったという意見や、値引き交渉に対応してもらえなかったケースもあるため、相見積もりでの比較が前提になります。
エコ発電本舗のおすすめポイント
- インターネット販売に特化
- 複数の国内外メーカーを取り扱う
- 太陽光発電・蓄電池・V2Hに対応
- 15年間の施工保証
- 補助金申請をサポート
- 自社・提携施工店による工事
- 他社見積もりと比較しやすい
エコ発電本舗の基本情報
| 運営会社 | 株式会社ゼロホーム |
| 所在地 | 東京都豊島区 |
| 事業内容 | 太陽光発電、家庭用蓄電池、V2H |
| 施工体制 | 自社・提携施工店 |
| 施工保証 | 15年間 |
| 補助金サポート | あり |
| 総合得点 | 15/20(補助金対応力:4、施工体制・品質:3、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:4) |
| 公式サイト | https://www.taiyoko-kakaku.jp/ |
| 情報確認・更新日 | 2026年8月7日 |
「エコ発電本舗」に関するネットの口コミ
ポジティブな意見
- 営業担当者が親身に相談へ乗ってくれた
- 他社では断られた難しい施工にも対応してもらえた
- 工事担当者のマナーがよく、施工も丁寧だった
- 工事完了後に清掃までしてもらえた
- 東京都の補助金申請に対応してもらえた
ネガティブ寄りの意見
- 他社より見積もりが高かったという意見もある
- 値引き交渉へ対応してもらえなかったケースがある
結局どこがいい?目的別のおすすめ業者
| おすすめ業者 | おすすめする人・選ぶ理由 | 公式サイト |
|---|---|---|
| ENECO(えねこ) | 東京都の補助金対応を重視する人 東京都での施工と補助金申請をまとめて相談したい場合の第一候補です。 | 公式サイトを見る |
| ECODA | 電気代の削減効果を確認したい人 蓄電池導入後の経済効果や実質負担額を確認してから決めたい人に向いています。 | 公式サイトを見る |
| 省エネタイガー | 自社施工・現地対応を重視する人 販売から工事、アフターフォローまでの一貫した責任体制を重視する人に向いています。 | 公式サイトを見る |
| 節電プロ | 太陽光と蓄電池を同時設置したい人 太陽光発電がない家庭や、エコキュートなども含めてまとめて相談したい人の候補です。 | 公式サイトを見る |
| エコ発電本舗 | 価格と長期施工保証を重視する人 複数メーカーの価格を比較しながら、施工保証の内容も重視したい人に向いています。 | 公式サイトを見る |
2026年度の東京都蓄電池補助金
千代田区の助成が受付終了している現在、この章の内容がそのまま費用に直結します。しっかり確認してください。
東京都の助成額は原則10万円/kWh
2026年度の東京都における家庭用蓄電池の助成額は、原則として次のように計算されます。
助成額=蓄電容量×10万円/kWh
DR実証に参加しない場合は、1戸あたり120万円が上限です。
| 蓄電容量 | 助成額の計算例 |
|---|---|
| 5.0kWh | 最大50万円 |
| 6.5kWh | 最大65万円 |
| 7.4kWh | 最大74万円 |
| 9.8kWh | 最大98万円 |
| 9.9kWh | 最大99万円 |
| 12.0kWh | 最大120万円 |
| 14.9kWh | 最大120万円※ |
※DR実証に参加しない場合の上限を適用した例です。
実際の助成額は、対象経費、対象機種、設置条件、DR実証への参加などによって変わります。
2025年度から補助金はどう変わった?
2026年度は、2025年度と比べて基本助成単価が下がっています。
| 比較項目 | 2025年度 | 2026年度 |
|---|---|---|
| 基本助成単価 | 12万円/kWh | 10万円/kWh |
| 10kWhの基本助成額 | 120万円 | 100万円 |
| DR不参加時の上限 | 制度条件による | 120万円/戸 |
10kWhの蓄電池を設置する場合、基本助成額は2025年度より20万円少なくなる計算です。区の助成で埋め合わせができない現状では、この差がそのまま自己負担に響きます。
DR実証への参加を検討する価値がある
DRは「デマンドレスポンス」の略称です。電力が不足しやすい時間帯などに、蓄電池の充放電を遠隔制御し、電力需要の調整に協力する仕組みです。
DR実証へ参加すると、通常の助成に加えて加算を受けられる可能性があります。区の助成が使えない現状では、この加算が実質的な上乗せになります。ただし、参加前に次の内容を確認してください。
- DR対応機種か
- 対応するHEMSや通信機器が必要か
- 遠隔制御される時間帯
- 参加期間
- 通信費・追加機器費
- 途中解約の条件
- 加算後の最終助成額
追加設備の費用がかかる場合は、加算額だけでなく自己負担額で比較しましょう。
東京都の補助金を受ける主な条件
- 東京都内の住宅に設置する
- 新品・未使用の蓄電池を設置する
- 補助対象として登録された機種を選ぶ
- 太陽光発電を設置している
- または再生可能エネルギー電力契約などの条件を満たす
- 所定の期限までに事前申込を行う
- 対象経費の支払いを証明できる
- 必要書類を期限内に提出する
すべての蓄電池が補助対象になるわけではありません。必ず契約前に、型番まで含めて対象機種か確認してください。
補助金申請は契約前の事前申込が重要
申請の基本的な流れは次のとおりです。
- 蓄電池業者へ相談する
- 現地調査を受ける
- 見積もりを取得する
- 補助対象機種か確認する
- 東京都へ事前申込を行う
- 受付通知を確認する
- 業者と契約する
- 設置工事を行う
- 工事費用を支払う
- 交付申請兼実績報告を提出する
- 審査後に補助金が振り込まれる
最重要
事前申込より先に契約すると、東京都の助成を受けられません。千代田区の助成も受付が終了しているため、この1点を外すと100万円規模の差が出ます。業者から「先に契約しても大丈夫」と言われた場合も、クール・ネット東京へ自分で確認してから進めてください。
東京都の補助金はいつまで?
2026年度の事前申込受付は、2027年3月31日17時までと案内されています。ただし、予算に達すると早期終了する可能性があります。
千代田区独自の蓄電池補助金はある?
あります。ただし令和8年度分は受付が一旦終了しています。
区のお知らせ(令和8年6月26日時点)
令和8年千代田区省エネルギー改修等助成制度につきましては、非常に多くのお申し込みをいただいた結果、予算額に達したため、今年度分の申請の受け付けを一旦終了しています。
ご期待に沿えず申し訳ありません。
本助成制度の今後の取り扱いにつきましては、現在検討を行っているところです。詳細が決まりましたら、本ページでご案内をしますので、ご確認をお願いします。
申込期限は本来令和9年2月15日まででしたが、6月の時点で予算に達したことになります。区が「非常に多くのお申し込み」と書いているとおり、それだけ内容が手厚い制度でした。
区は「今後の取り扱いについては現在検討中」としています。追加予算などで再開する可能性もあるため、検討中の方は区の公式ページを定期的に確認してください。
令和8年度の助成内容(受付再開に備えて)
参考として、令和8年度の助成内容を確認しておきましょう。
| 助成対象 | 助成項目 | 助成内容(税抜き) |
|---|---|---|
| 住宅(戸建・マンション専有部等) | 蓄電システム/太陽光発電システム/燃料電池システム(エネファーム) | 対象経費の20% |
| 住宅 | LED照明 | 対象経費の50% |
| 住宅 | 窓断熱対策(二重窓・複層ガラス) | サイズ・性能に応じて定めた助成単価 |
| 住宅 | 高効率ガス給湯器(潜熱回収型) | 1台あたり3万円 |
| 住宅の上限合計額 | ― | 100万円 |
出典:千代田区「令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度」。助成金額は1,000円未満を切り捨てます。機器要件等の詳細は区のパンフレットをご確認ください。
なぜ人気が集中したのか
他区の多くが「1kWhあたり◯万円・上限◯万円」という定額方式なのに対し、千代田区は「対象経費の20%」という率方式で、住宅の上限合計額は100万円です。200万円(税抜)の蓄電池なら40万円という計算になり、23区でも際立って手厚い水準でした。
マンション共用部にも助成がある
千代田区はマンションが多い区です。マンション共用部への蓄電システム設置も助成対象になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 区内の既存マンションの管理者または管理組合等 |
| 助成内容 | 空調・太陽光発電システム・蓄電システム:対象経費の20% LED照明:対象経費の50% |
| 上限合計額 | 〜100戸:150万円 101〜200戸:300万円 201戸〜:450万円 |
| 追加提出書類 | 省エネ改修等に係る議決書の写しまたはこれに代わるもの |
戸数が多いマンションほど上限額が上がる仕組みです。管理組合で検討する場合は、総会の議決が前提になります。
申請は「決定通知を受領後に工事開始」
千代田区の助成でもっとも重要なのが、この順序です。
- 助成金交付申請書と必要書類を区に提出(本来の期限:令和9年2月15日)
- 区が受付・審査を行い、審査結果を郵送
- 決定通知を受領後、工事(購入等)を開始
- 工事および支払終了後に工事完了報告書を提出(本来の期限:令和9年3月15日)
- 区が審査を行い、助成額を確定
- 助成金交付請求書を提出 → 区が振込
- 工事前後1年間の電気・ガス等の使用量を記録し、実績報告書を提出
注意
区は共通の申請者要件に「建物の改修や取付工事等をまだ実施していないこと」を挙げています。工事を始めてしまうと申請できません。東京都の事前申込と同じく「工事より前」の手続きです。
千代田区独自の「ちよエコ宣言」が必要
千代田区の助成には、他区にない要件があります。それが「ちよエコ宣言を行っていること」です。
| 申請者 | 宣言の種類 |
|---|---|
| 個人 | ちよエコヒーロー宣言 |
| 法人・マンション管理組合 | ちよエコ未来企業宣言/ちよエコ未来事業者宣言 |
申請時には「ちよエコ宣言を行っていることがわかる書類」(個人は登録完了が分かるメール画面等)の提出が必要です。区は紙の申請書もダウンロードできるよう用意しています。
受付が再開した場合に備えるなら、先に宣言登録を済ませておくと申請がスムーズです。
共通の申請者要件
- 当該年度に同一の建築物における本助成制度の助成を受けていないこと(申請は同一年度1回)
- 固定資産税や住民税等を滞納していないこと
- 未使用の機器等に改修すること
- 既存の対象機器等の改修で、従来の機器等と比較し、エネルギー使用量が増えないこと
- 建物の改修や取付工事等をまだ実施していないこと
- 助成対象者が自ら取り付けたものでないこと(改修は施工業者が行うこと)
- 申請者は大企業者でないこと
- 一括支払いであること(工事完了までに全額が支払われる場合は割賦も可)
- ちよエコ宣言を行っていること(対象外となる場合は除く)
1年後に実績報告書の提出が必要
千代田区の制度は、助成金を受け取って終わりではありません。
「申請者は工事前後1年間の電気・ガス等の使用量を記録し実績報告書を提出してください」と定められています。提出期限は使用量記録完了の年度(翌年度)の3月末日までです。
工事前の検針票も必要になるため、導入を決めた時点で保管を始めてください。
その他の注意事項
- 請求時の口座名義は、申請者名義と同一にすること
- 申請後、内容に変更が生じた場合は変更申請が必要(速やかに区担当へ連絡)
- 他の助成金と併用できる(工事完了時に併用した助成金の交付額がわかる確定通知の写し等を提出)
- 受付は先着順。予算がなくなりしだい助成を終了
- 改修等した省エネ機器等は5年間維持管理すること
来庁時の注意
区は「来庁される際は、必ず事前にご予約ください」と明記しています。窓口へ行く前に電話等で予約を取ってください。
千代田区の他の関連制度
省エネルギー改修等助成制度のほかにも、区は次の制度を用意しています。
- 令和8年度再生可能エネルギー100%電力切替え促進事業費助成金
- 令和8年度千代田区クリーンエネルギー自動車購入費等助成制度
- 令和8年度千代田区クリーンエネルギー自動車充電設備等導入費助成制度
- 千代田区低炭素建築物助成制度
- 令和8年度ヒートアイランド対策助成
東京都の蓄電池助成では、太陽光がない場合に再生可能エネルギー電力契約が条件になる可能性があります。再エネ100%電力への切替助成は、あわせて確認する価値があります。
問い合わせ先
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 担当課 | 千代田区 環境まちづくり部 環境政策課 エネルギー対策係 |
| 電話 | 03-5211-4256 |
| ファクス | 03-3264-8956 |
| メール | kankyouseisaku@city.chiyoda.lg.jp |
| 所在地 | 〒102-8688 千代田区九段南1-2-1 |
| 千代田区コールセンター | 03-3264-3910(年中無休 朝8時から夜9時まで) |
千代田区はコールセンターが年中無休で夜9時まで対応しています。平日日中に電話しづらい方でも相談しやすい体制です。
東京都と区市町村の補助金は併用できる?
東京都の補助金と、区市町村独自の補助金を併用できる場合があります。ただし、自治体によって次の条件が異なります。
- 補助金額・上限額
- 受付期間(予算到達による早期終了)
- 工事前申請・工事後申請
- 区内業者を利用する条件
- 太陽光・エネファームとの接続要件
- 東京都補助金との併用
- 対象機種
- 区独自の宣言・登録制度の有無
千代田区は「他の助成金と併用することができます」と明記しており、東京都との併用に制限はありません。ただし現在は区の受付が終了しているため、実質的に東京都の助成のみとなります。
住まいと地形から見る、千代田区で蓄電池が選ばれる背景
台地と低地が皇居を挟んで分かれる
千代田区は皇居を中心に、西側の麹町台地(番町・九段・麹町など)と、東側の低地(神田・岩本町・内神田など)に分かれます。海に面していないため、津波の想定はありません。
| エリア | 地形の特徴 | 意識したいリスク |
|---|---|---|
| 番町・九段・麹町など | 台地上で標高が高い | 内水氾濫(くぼ地)、崖線沿いの土砂災害 |
| 神田・岩本町方面 | 低地。日本橋川・神田川が流れる | 河川氾濫・内水氾濫 |
| 台地の縁の斜面 | 坂が多い | がけ崩れ、搬入経路の制約 |
同じ千代田区でも、皇居の西側か東側かで条件が大きく変わります。まずは区のハザードマップで自宅の位置を確認してください。
戸建てが少なくマンションが多い
千代田区は住宅の多くがマンションです。区の助成制度も「住宅(戸建・マンション専有部等)」と「マンション共用部」で枠が分かれており、この住宅事情を反映しています。
マンションでの設置
マンション専有部への蓄電池設置は、管理規約の確認と管理組合への相談が前提です。設置場所(バルコニーは共用部にあたることが多い)、配線ルート、重量、消防法上の扱いなど、戸建てとは異なる論点があります。検討の第一歩は、業者への相談より先に管理会社への確認です。
確認すべきハザード情報
| リスク | 確認方法 | 蓄電池での備え方 |
|---|---|---|
| 河川氾濫(日本橋川・神田川など) | 区の洪水ハザードマップ | 浸水深を確認し、設置階・設置高さを判断 |
| 内水氾濫 | 区のハザードマップ、東京都の浸水予想区域図 | 地下・半地下を避ける |
| 土砂災害 | 区の土砂災害ハザードマップ、東京都の警戒区域マップ | 擁壁からの離隔と基礎設計を事前確認 |
| 地震・停電 | 区の地震ハザードマップ | 全負荷型+太陽光連携で復旧まで自立 |
| 津波 | 海に面していないため想定なし | ― |
あわせて国土交通省の「重ねるハザードマップ」も確認しておくと、複数のリスクを一度に把握できます。
停電したとき、何kWhあれば足りるのか
「4人家族なら10kWh」といった目安はよく見かけますが、実際に必要な容量は停電時に何を、何時間動かしたいかで決まります。ここでは計算方法から確認します。
必要な電力量の求め方
消費電力(W)× 使用時間(h)÷ 1,000 = 使用電力量(kWh)
たとえば100Wの家電を10時間使うと1kWhです。停電時に使いたい家電をすべて足し合わせれば、1日あたりの必要量が出せます。
ただし、カタログの蓄電容量をすべて使い切れるわけではありません。実際に取り出せる「実効容量」と、変換時のロスを差し引いて考えてください。
家電ごとの消費電力の目安
| 家電 | 消費電力の目安 | 1日の使用電力量の目安 |
|---|---|---|
| 冷蔵庫 | 平均40〜100W | 約1〜2kWh(24時間) |
| LED照明4台 | 合計約40W | 約0.24kWh(6時間) |
| Wi-Fiルーター | 約10W | 約0.24kWh(24時間) |
| スマートフォン4台 | 合計約40〜60Wh | 約0.04〜0.06kWh |
| テレビ | 約100W | 約0.4kWh(4時間) |
| ノートパソコン | 約50W | 約0.3kWh(6時間) |
| 扇風機 | 約30W | 約0.24kWh(8時間) |
| 電子レンジ | 約1,000〜1,500W | 約0.17〜0.25kWh(10分) |
| 炊飯器 | 約1,000W | 約1kWh(1時間) |
| エアコン | 約400〜1,500W | 約3.2〜12kWh(8時間) |
| IH調理器 | 約1,400〜3,000W | 約0.7〜1.5kWh(30分) |
※実際の消費電力は製品・設定・使用環境で異なります。冷蔵庫やエアコンは運転と停止を繰り返すため、定格値だけでは正確に計算できません。
最低限の生活を1日維持するなら約2.7kWh
| 使用する家電 | 1日の使用電力量 |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 1.5kWh |
| LED照明 | 0.24kWh |
| Wi-Fiルーター | 0.24kWh |
| スマートフォンの充電 | 0.06kWh |
| テレビ | 0.4kWh |
| ノートパソコン | 0.3kWh |
| 合計 | 約2.74kWh |
変換ロスや待機電力を考えると、実際には1日3〜3.5kWh程度を見込んでおくと安全です。
容量別に使えるもの・使える日数
| 蓄電容量 | 停電時に使える範囲の目安 | 最低限の生活での持続日数 |
|---|---|---|
| 5〜6kWh | 冷蔵庫・照明・通信・テレビ・PC | 約1〜1.5日 |
| 7〜8kWh | 上記+扇風機・電子レンジ・短時間の小型エアコン | 約2日 |
| 9〜10kWh | 上記+炊飯器・一定時間のエアコン | 約2〜3日 |
| 11〜13kWh | 上記+IH調理器・200V家電 | 約3日 |
| 16kWh以上 | 複数のエアコンを含む、普段に近い生活 | 使い方により3日超 |
エアコンを8時間動かしたい場合は、平均800Wとして800W×8h÷1,000=6.4kWhが必要です。これに冷蔵庫・照明・通信の2〜3kWhを足すと、1日で8〜10kWh規模になります。夏場・冬場の停電に備えるなら10kWh以上が現実的な候補です。
補足
東京都の助成は容量比例(1kWhあたり10万円)なので、容量を増やせば助成額も増えます。区の助成が使えない現状では、都の助成が容量選びの主な判断材料になります。ただし12kWhで上限120万円に到達します。
千代田区の住まい別・容量の考え方
| 住まいのタイプ | 推奨される考え方 | 容量の目安 |
|---|---|---|
| 台地上(番町・九段など)の戸建て | 浸水想定が小さい場所なら、電気代削減と停電対策のバランス重視 | 7〜10kWh |
| 神田方面など低地の戸建て | 浸水深を確認。かさ上げ基礎で設置高さを確保 | 9〜13kWh/全負荷型 |
| マンション専有部 | 管理規約の確認が最優先。設置スペースと重量の制約が大きい | 4〜7kWh |
| 坂道・階段のある敷地 | 搬入経路の確認が最優先。薄型・コンパクト機種 | 5〜8kWh |
| オール電化住宅 | 200V家電を停電時に使うため出力重視 | 10〜13kWh/全負荷・200V対応 |
注意
容量が大きくても、出力が足りなければ複数の家電を同時に使えません。「蓄電容量(kWh)」と「停電時の定格出力(kW)」は別の指標です。停電時にエアコンやIHを使いたい場合は、必ず出力値も確認してください。
千代田区の家庭用蓄電池の価格相場
家庭用蓄電池の設置費用は、本体と工事費を合わせて約100万~300万円が目安です。
| 蓄電容量 | 設置費用の目安 |
|---|---|
| 4~5kWh | 100万~160万円 |
| 6~8kWh | 130万~220万円 |
| 9~12kWh | 170万~280万円 |
| 12kWh超 | 220万~300万円以上 |
価格は、容量だけで決まりません。次の条件によって変わります。
- メーカー
- 全負荷型・特定負荷型
- 単機能型・ハイブリッド型
- 既存太陽光との接続
- パワーコンディショナ交換
- 分電盤交換
- かさ上げ基礎の高さ
- 配線距離
- 搬入経路(坂道・階段・マンションのエレベーター)
- 補助金申請代行費
- 保証延長費
補助金適用後の自己負担額を5パターンで比較
以下は区の受付が終了している現在の状況(東京都の補助金のみ)での試算です。
①太陽光あり・9.8kWhの蓄電池を後付け
| 項目 | 金額例 |
|---|---|
| 蓄電池・工事費 | 200万円 |
| 東京都補助金 | −98万円 |
| 千代田区助成 | 現在は受付終了 |
| 実質負担額 | 102万円 |
参考:区の助成が使えた場合
200万円(税込)の工事費は税抜で約182万円です。対象経費の20%なら約36万円となり、実質負担額は約66万円まで下がる計算でした。この差の大きさが、6月に予算到達した理由といえます。
②太陽光なし・6.5kWhの蓄電池だけ設置
| 項目 | 金額例 |
|---|---|
| 蓄電池・工事費 | 160万円 |
| 東京都補助金 | −65万円 |
| 千代田区助成 | 現在は受付終了 |
| 実質負担額 | 95万円 |
太陽光発電がない場合、東京都の補助金では再生可能エネルギー電力メニューへの加入などが条件になる可能性があります。千代田区には再エネ100%電力への切替助成があるので、あわせて確認してみてください。
③太陽光4kWと蓄電池9.8kWhを同時設置
| 項目 | 金額例 |
|---|---|
| 太陽光・蓄電池・工事費 | 360万円 |
| 太陽光への助成(都) | −48万円前後※ |
| 蓄電池への助成(都) | −98万円 |
| 千代田区助成 | 現在は受付終了 |
| 実質負担額 | 約214万円前後 |
※住宅条件や対象設備により異なります。区の助成が使えた場合、住宅の上限合計額は100万円のため、太陽光と蓄電池をあわせて申請できました。
④卒FIT住宅へ9.8kWhを設置
| 項目 | 金額例 |
|---|---|
| 蓄電池・工事費 | 200万円 |
| 東京都補助金 | −98万円 |
| 千代田区助成 | 現在は受付終了 |
| 実質負担額 | 102万円 |
売電単価より買電単価が高いほど、余剰電力を売らずに自宅で使うメリットが出やすくなります。
⑤マンション専有部へ5kWhを設置
| 項目 | 金額例 |
|---|---|
| 蓄電池・工事費 | 150万円 |
| 東京都補助金 | −50万円 |
| 千代田区助成 | 現在は受付終了 |
| 実質負担額 | 100万円 |
マンションでは設置スペースの制約から、容量を抑えた機種が選択肢になります。まずは管理規約で設置の可否を確認してください。
「補助金で実質0円」に注意
「東京都の補助金を使えば無料で設置できる」と説明された場合は、内訳を確認してください。初期費用0円には、次のような意味があります。
- ローンで契約時の支払いを0円にする
- 補助金交付までの費用を立て替える
- 電気代削減額を返済に充てる
- 太陽光と蓄電池の補助金を合算する
- 特定条件のキャンペーンを利用する
実質負担額=設備・工事費+ローン金利+諸費用-補助金
注意
千代田区の助成額を計算に含んだ試算を出された場合は、その時点で確認してください。令和8年度分は受付が終了しています。なお区の助成が再開した場合も「一括支払いであること」が要件なので、リース方式では使えません。
家庭用蓄電池のおすすめメーカー
| メーカー | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ニチコン | 蓄電池・V2Hの選択肢が豊富 | EV連携を考えている |
| オムロン | コンパクトな機種を選びやすい | 設置場所が限られる |
| 長州産業 | 太陽光とのセット提案に強い | 国内メーカーと保証重視 |
| シャープ | 自社太陽光との連携 | シャープ製太陽光を使用中 |
| 京セラ | 住宅用エネルギー設備の実績 | 安全性・国内サポート重視 |
| パナソニック | 住宅設備との連携 | 家全体の設備連携を重視 |
| ダイヤゼブラ電機 | ハイブリッド型などを展開 | 既存太陽光との連携重視 |
| カナディアンソーラー | 太陽光とのセット提案 | コストバランス重視 |
| テスラ | 13.5kWhの大容量・デザイン性 | 大容量・全負荷を希望 |
| Huawei | 容量を組み合わせやすい | 拡張性を重視 |
メーカー名だけで選ばず、次の順番で比較しましょう。
- 既存太陽光との相性
- 必要容量
- 全負荷・特定負荷
- 停電時の定格出力
- 200V対応
- 設置寸法
- 製品保証
- 容量保証
- 補助対象機種
- 補助金適用後の価格
家族人数別|おすすめの蓄電容量
| 世帯・目的 | 容量の目安 |
|---|---|
| 1~2人世帯 | 4~6kWh |
| 3~4人世帯 | 7~10kWh |
| 4人以上 | 9~12kWh |
| オール電化住宅 | 10~13kWh |
| 二世帯住宅・長時間の停電対策 | 12kWh以上 |
容量が大きいほど安心とは限りません。必要以上に大きな蓄電池を選ぶと、使い切れない容量のために設置費用が高くなります。
過去1年間の発電量と電気使用量をもとに、複数容量でシミュレーションしてもらいましょう。
停電時に家電を何時間使える?
蓄電池の使用時間は、次の式で概算できます。
使用時間=実際に使える蓄電容量÷家電の消費電力
9.8kWhの蓄電池で、変換ロスなどを考慮し、約8kWh使えると仮定します。
| 家電 | 消費電力の目安 | 単独使用時の理論上の時間 |
|---|---|---|
| LED照明 | 50W | 約160時間 |
| 冷蔵庫 | 平均50~100W | 約80~160時間 |
| テレビ | 100W | 約80時間 |
| Wi-Fiルーター | 10W | 約800時間 |
| エアコン | 500~1,500W | 約5~16時間 |
| IH調理器 | 1,000~3,000W | 約2.5~8時間 |
実際には複数の家電を同時に使うため、利用時間は短くなります。容量だけでなく、一度にどれだけの電気を出せるかを示す「定格出力」も確認してください。
全負荷型と特定負荷型の違い
全負荷型
全負荷型は、停電時に家全体へ電気を供給するタイプです。次の人に向いています。
- オール電化住宅
- 停電時も複数の部屋で電気を使いたい
- エアコンやIHを使いたい
- 防災性能を重視したい
- 二世帯住宅
特定負荷型
特定負荷型は、停電時にあらかじめ指定した回路だけへ電気を供給します。次の人に向いています。
- 設置費用を抑えたい
- 冷蔵庫・照明など最低限でよい
- 電気使用量が少ない
- 小容量の蓄電池を検討している
単機能型とハイブリッド型の違い
単機能型
蓄電池専用のパワーコンディショナを設置するタイプです。既存の太陽光発電を残しやすい一方、太陽光用と蓄電池用のパワーコンディショナを使うため、変換ロスが増える場合があります。
ハイブリッド型
太陽光発電と蓄電池を1台のパワーコンディショナで制御します。太陽光の電気を効率よく蓄電しやすく、設置スペースも抑えやすいことが特徴です。
既存のパワーコンディショナが10年以上経過している場合は、ハイブリッド型への交換も比較しましょう。
蓄電池のメリット
電気代の上昇対策になる
太陽光発電で作った電気を蓄電池へ貯め、夕方や夜間に使うことで、電力会社から買う電気を減らせます。
卒FIT後の電気を有効活用できる
売電単価が下がった卒FIT住宅では、余剰電力を安く売るより、自宅で使った方が有利になる場合があります。
停電時に電気を使える
蓄電池に電気が残っていれば、冷蔵庫、照明、スマートフォン、Wi-Fiなどを使用できます。
東京都の補助金を利用できる
条件を満たせば、数十万~100万円前後の助成を受けられる可能性があります。
蓄電池のデメリット
初期費用が高い
補助金を利用しても自己負担が残るのが一般的です。
必ず元が取れるとは限らない
設置費用、電気使用量、太陽光発電量、売電単価によって経済効果が変わります。
設置スペースが必要
東京都内では住宅同士の間隔が狭いため、搬入経路や隣家との距離も確認が必要です。
経年劣化する
充放電を繰り返すと、少しずつ使える容量が減ります。保証年数だけでなく、サイクル数と容量保証を確認しましょう。
千代田区の電気代と、世帯タイプ別の削減イメージ
蓄電池の経済効果は「買う電気をどれだけ減らせるか」で決まります。まずは前提となる考え方を整理します。
経済効果の計算式
年間の経済効果 =(自家消費できた電力量 × 買電単価)-(蓄電池へ回して失う売電収入)
たとえば、年間2,000kWhの余剰電力を蓄電池へ回し、充放電ロスを引いて1,700kWhを自家消費できたとします。買電単価35円/kWh、売電単価9円/kWhとすると次のようになります。
- 減らせた買電額:1,700kWh × 35円 = 59,500円
- 失う売電収入:2,000kWh × 9円 = 18,000円
- 年間の経済効果:41,500円
世帯タイプ別・削減額の目安
| 世帯タイプ | 想定 | 月あたりの削減目安 |
|---|---|---|
| 単身・夫婦2人 | 在宅少なめ・5kWh級 | 3,000〜5,000円程度 |
| 3人世帯 | 太陽光あり・7〜8kWh級 | 4,000〜7,000円程度 |
| 4人世帯 | 在宅多め・10kWh級 | 6,000〜9,000円程度 |
| オール電化住宅 | 給湯・調理も電気・10〜13kWh級 | 8,000〜12,000円程度 |
| EV所有世帯 | V2H併用・大容量 | 充電コスト圧縮で効果はさらに大 |
補足
上記は説明用の試算であり、削減額を保証するものではありません。実際の効果は、契約プラン、太陽光の発電量、在宅時間、蓄電池の運転モードで大きく変わります。必ず自宅の直近1年分の検針票をもとに試算してもらってください。
検針票は「実績報告」にも使う
千代田区の助成を受けた場合、工事前後1年間の電気・ガス等の使用量を記録し、実績報告書を提出する義務があります。
つまり工事前の検針票は、業者のシミュレーション用としてだけでなく、区への報告用としても必要になります。導入を検討し始めた時点から保管しておきましょう。
シミュレーションを受け取ったら確認する項目
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| 電気使用量 | 自宅の実績値を使っているか |
| 太陽光発電量 | 屋根の向き・影の影響を織り込んでいるか |
| 買電単価 | 現在の契約プランと一致しているか |
| 売電単価 | 現在または卒FIT後の単価か |
| 充放電効率 | 変換ロスを考慮しているか |
| 容量劣化 | 年数による低下を織り込んでいるか |
| 電気料金上昇率 | 過度に高い上昇率を前提にしていないか |
| 区の助成額 | 受付終了中の助成を計上していないか |
| ローン金利 | 総支払額に含めているか |
| 交換費用 | パワコン交換等を考慮しているか |
とくに電気料金の上昇率は要注意です。毎年大幅に上がる前提にすれば、経済効果はいくらでも大きく見せられます。「現在の料金が続く場合」と「一定率で上昇する場合」の両方を出してもらいましょう。
卒FITを迎えた千代田区の家庭が取るべき選択
FITの買取期間(10年)が終了すると、売電単価は大きく下がります。売る価値が下がった余剰電力を、どう扱うかが論点になります。
「売る」より「使う」が有利になる仕組み
買電単価が35円/kWh、卒FIT後の売電単価が9円/kWhだとすると、その差は26円です。
余剰電力1kWhを売れば9円ですが、その電気を蓄電池に貯めて夜に使えば、理論上は35円分の買電を減らせます。ただし充放電ロスがあるため、26円がまるごと利益になるわけではありません。
判断に必要な6つの数字
- 現在の売電単価
- 電力会社から購入する電気の単価
- 年間の余剰売電量
- 夕方から翌朝までの電気使用量
- 蓄電池の充放電効率
- 補助金適用後の自己負担額
卒FIT世帯が業者に伝えるべき情報
卒FIT世帯には、実際の発電量・売電量という実績データがあります。カタログ想定ではなく「実際に売電した量」から必要容量を決めてください。
- 太陽光パネルのメーカー・型番・設置容量
- パワーコンディショナのメーカー・型番・交換歴
- 設置年とFIT終了時期
- 直近1年の発電量・売電量
パワコンが交換時期に近い場合は、単機能型を追加するよりハイブリッド型へまとめた方が総額を抑えられるケースがあります。
注意
千代田区の助成が再開した場合、「既存の対象機器等の改修で、従来の機器等と比較し、エネルギー使用量が増えないこと」という要件があります。また当該年度に同一の建築物で1回限りです。太陽光と蓄電池を別々の年度に分けても、それぞれの年度で1回ずつしか申請できません。
千代田区・近隣エリアの導入モデルケース
ここでは、区内の住宅事情を踏まえた導入イメージを4パターン紹介します。
注意
以下はいずれも実在する施工事例ではなく、費用構造を説明するためのモデルケース(想定ケース)です。実際の金額は現地調査と正式見積もりで確認してください。
ケースA:台地上の戸建てで東京都の助成を確実に取る
| 項目 | 想定 |
|---|---|
| 住まい | 番町・九段方面の戸建て(4人世帯) |
| 太陽光 | 設置済み4.5kW |
| 蓄電容量 | 9.8kWh/全負荷型 |
| 手順の工夫 | 都の事前申込を契約より先に完了。区の受付再開に備え、ちよエコ宣言も登録 |
| 設置費用の目安 | 約200万円 |
| 東京都補助金 | −98万円 |
| 実質負担額 | 約102万円 |
ちよエコ宣言は助成の要件なので、先に登録しておけば再開時にすぐ動けます。登録自体に費用はかかりません。
ケースB:低地で設置高さを優先する
| 項目 | 想定 |
|---|---|
| 住まい | 神田方面の低地の戸建て(3人世帯) |
| 太陽光 | 設置済み4kW |
| 蓄電容量 | 8kWh/全負荷型 |
| 設置上の工夫 | ハザードマップで浸水深を確認し、かさ上げ基礎で設置。パワコン・分電盤も高い位置に |
| 設置費用の目安 | 約195万円(かさ上げ基礎の追加費用を含む) |
| 東京都補助金 | −80万円 |
| 実質負担額 | 約115万円 |
日本橋川・神田川沿いは浸水想定があります。機器類を浸水しない高さに置ければ、水が引くまでの数日を在宅で乗り切れる可能性が高まります。
ケースC:マンション管理組合で共用部に導入
| 項目 | 想定 |
|---|---|
| 物件 | 区内の既存マンション(総戸数80戸) |
| 検討内容 | 共用部への蓄電システム設置(防災用電源として) |
| 区の助成(再開時) | 対象経費の20%、上限150万円(〜100戸の場合) |
| 必要な手続き | 省エネ改修等に係る議決書(総会の議決)、ちよエコ未来企業宣言/未来事業者宣言 |
| 注意点 | 申請は工事着工前。決定通知を受領後に工事開始 |
マンションが多い千代田区では、共用部への導入という選択肢もあります。総会の議決が必要なため、検討開始から申請まで時間がかかる点を見込んでおいてください。
ケースD:工事を先に始めて区の助成を逃したケース
| 項目 | 想定 |
|---|---|
| 状況 | 「後から申請できます」と言われ、先に工事を開始 |
| 区のルール | 共通要件に「建物の改修や取付工事等をまだ実施していないこと」。決定通知を受領後に工事開始 |
| 結果 | 区の助成は申請できない |
| さらに | 東京都も契約前の事前申込が必須のため、両方失う可能性がある |
| 回避方法 | 契約前に区とクール・ネット東京の両方へ自分で確認する |
千代田区は区も都も「工事より前」の手続きです。順序を間違えると取り返しがつきません。
千代田区に対応する蓄電池業者の3タイプ
千代田区で依頼できる業者は、大きく次の3タイプに分かれます。それぞれ得意分野が異なるため、タイプの違う会社を組み合わせて相見積もりを取るのが失敗しないコツです。
| タイプ | 強み | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 全国系の販売施工会社 | 価格競争力、東京都補助金の申請代行実績 | 事前申込のタイミングを正しく管理できるか |
| 一括見積もりサービス | 複数社を同条件で比較しやすい | 紹介先が区の受付状況を把握しているか |
| 地域密着の工務店・電気工事店 | マンション・狭小地での施工経験 | 取扱メーカー数と都の申請対応範囲 |
千代田区の助成は施工業者の所在地を問いません。ただし区は「助成対象者が自ら取り付けたものでないこと(改修は施工業者が行うこと)」としているため、DIYでの設置は対象外です。
千代田区ならではの確認質問
- この見積もりに千代田区の助成金は含まれていませんか?(令和8年度分は受付終了)
- 東京都の事前申込は、契約前のいつ行いますか?
- 見積書とその内訳書を出してもらえますか?(区の申請に必要)
- 蓄電池はSII登録機器ですか?型番で確認できますか?
- 搬入経路は確保できますか?(マンションならエレベーターのサイズも)
- 自宅はハザードマップ上で何メートルの浸水想定ですか?
- (マンションの場合)管理規約上、設置できる場所はどこですか?
- 自然災害補償に水災は含まれますか?
注意
1つ目の質問は、業者の情報鮮度を測るテストになります。「千代田区の助成金も使えます」と答えた場合、6月の受付終了を把握していない可能性があります。区の環境政策課エネルギー対策係(03-5211-4256)で誰でも確認できます。
※本記事は特定の業者を推奨するものではありません。対応可否・保証内容・実績は各社へ直接お問い合わせください。
千代田区で蓄電池を設置する場所の注意点
千代田区内の住宅では、次の点を確認してください。
- ハザードマップ上の浸水想定深
- 周囲と比べた土地の高さ(くぼ地かどうか)
- 土砂災害警戒区域への該当有無(崖地)
- (マンション)管理規約上の設置可否
- (マンション)バルコニーが共用部にあたるか
- 本体の設置寸法と重量
- メンテナンススペース
- 隣地境界線との距離
- 隣家の窓・寝室との位置
- パワーコンディショナ・分電盤の高さ
- 搬入経路(坂道・階段・エレベーターのサイズ)
- 運転音
マンションで特に重要
バルコニーは共用部にあたることが多く、専有部と扱いが異なります。蓄電池は本体だけで100kgを超える機種もあるため、床荷重の確認も必要です。業者に相談する前に、管理会社へ「設置は可能か」を確認してください。
設置高さの考え方(戸建ての場合)
| 自宅の浸水想定 | 現実的な設置の考え方 |
|---|---|
| 0.5メートル未満 | かさ上げ基礎で対応可能な範囲。屋外設置でも守れる可能性が高い |
| 0.5〜1メートル程度 | かさ上げを最大限に。屋内設置も比較検討 |
| 1〜3メートル程度 | 屋外1階設置は現実的でない。2階以上か屋内高所を検討 |
| 3メートル超 | 設備で守ることは困難。避難計画を優先し、蓄電池は電気代削減目的と割り切る |
屋外設置が難しい場合の代替案
- 屋内設置に対応した機種を選ぶ
- 外壁への壁掛け設置(構造・強度の確認が前提)
- 奥行きの小さい薄型タイプを選ぶ(搬入経路が狭い場合にも有効)
- 蓄電池ユニットとパワコンがコンパクトな構成にする
- 基礎面積を抑えられる架台を使う
悪質な蓄電池業者・訪問販売の見分け方
次のような営業を受けた場合は、その場で契約しないでください。
- 「今日だけ半額」と急がせる
- 「東京都の補助金で必ず無料」と断言する
- 補助対象機種を説明しない
- 事前申込前に契約させようとする
- 見積書が「工事一式」だけ
- メーカー・型番を記載しない
- 電気代が必ずゼロになると説明する
- 相見積もりを拒否する
- 保証内容を書面で渡さない
- 施工会社を教えない
- 長時間居座る
- クーリングオフを説明しない
POINT
訪問販売で契約した場合、条件を満たせば契約書面を受け取ってから8日以内にクーリングオフできる可能性があります。困った場合は、消費者ホットライン「188」へ相談してください。
蓄電池業者へ必ず聞く15の質問
- 自宅に必要な容量は何kWhですか?
- その容量を勧める計算根拠は何ですか?
- 東京都の補助対象機種ですか?
- 東京都からいくら受け取れる見込みですか?
- 市区町村の補助金も併用できますか?
- 補助金申請はどこまで代行しますか?
- 申請代行費はいくらですか?
- 補助金が不交付になった場合はどうなりますか?
- 実際に工事する会社はどこですか?
- 施工保証は何年ですか?
- 停電時にどの家電を使えますか?
- 200V家電を使用できますか?
- 年間の電気代削減額はいくらですか?
- ローン金利を含む総支払額はいくらですか?
- 追加工事が発生する可能性はありますか?
この質問に対し、根拠を示して分かりやすく答えられる業者を選びましょう。
千代田区で訪問販売トラブルに遭ったときの相談先
蓄電池は100万円を超える高額な設備です。「補助金の枠がなくなる」「今日だけの価格」といった説明で契約を急かされた場合は、その場でサインしないでください。
千代田区で特に注意したいのが、受付が終了している区の助成を前提にした説明です。「千代田区の補助金と合わせて」という話が出たら、その時点で確認してください。
相談先
| 窓口 | 連絡先 |
|---|---|
| 千代田区コールセンター | 03-3264-3910(年中無休 朝8時〜夜9時) |
| 千代田区消費生活センター | 区の「暮らし・手続き」ページに相談専用電話・受付時間の記載があります |
| 消費者ホットライン | 188 |
| 東京都消費生活総合センター | 03-3235-1155(月〜土 9:00〜17:00) |
| 警察相談専用電話 | #9110 |
| 千代田区役所(代表) | 03-3264-2111 |
千代田区はコールセンターが年中無休・夜9時まで対応しています。訪問販売を受けた直後でも相談しやすい体制です。
補助金そのものへの疑問は区の担当課へ
「千代田区の助成金が使える」という説明に疑問があれば、環境政策課 エネルギー対策係(03-5211-4256)に直接確認するのが確実です。メール(kankyouseisaku@city.chiyoda.lg.jp)でも問い合わせできます。
契約してしまった場合に保管する書類
訪問販売で契約した場合、法定書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフができる可能性があります。次の書類は処分せず保管してください。
- 契約書・申込書
- 見積書とその内訳書
- ローン契約書
- 商品パンフレット
- 担当者の名刺
- メール・メッセージの履歴
- 「区の補助金が出る」という説明があった場合はその記録
注意
業者から「工事の準備を始めたので解約できない」と言われても、自己判断で諦めず、まず相談窓口へ連絡してください。とくに受付終了中の区の助成を前提に契約した場合は、その経緯もあわせて伝えましょう。
相談から設置完了までのスケジュール目安
区の受付が終了している現在は、東京都の申請に集中することになります。ただし事前申込のタイミングを外すと取り返しがつきません。
| 段階 | やること | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 1 | ハザードマップで自宅の浸水想定を確認 | 1日 |
| 2 | 区の公式ページで受付状況を確認 | 1日 |
| 3 | (マンションの場合)管理会社・管理組合へ設置可否を確認 | 1〜2週間 |
| 4 | 直近1年分の検針票を用意する(実績報告にも使います) | 1日 |
| 5 | 2〜3社へ相談・見積もり依頼 | 1〜2週間 |
| 6 | 現地調査を受ける(搬入経路を重点確認) | 1〜2週間 |
| 7 | 正式見積もりと補助対象機種の確認 | 1週間 |
| 8 | 東京都へ事前申込(契約前) | 数日〜 |
| 9 | (区が再開していれば)区へ交付申請 → 決定通知を待つ | ― |
| 10 | 受付通知・決定通知を確認してから契約 | 1〜2週間 |
| 11 | 設置工事 | 半日〜2日 |
| 12 | 支払い・領収書の受領 | 数日 |
| 13 | 都へ交付申請兼実績報告 | 1〜2週間 |
| 14 | 審査・補助金の振込 | 数か月 |
重要
ステップ8・9とステップ11の順序を絶対に入れ替えないでください。東京都は契約前の事前申込、千代田区は決定通知の受領後に工事開始です。どちらも「工事より前」に手続きが必要です。
工事完了後にその場で確認すること
- 契約したメーカー・型番と一致しているか
- 領収書・納品書・請求内訳書を受け取ったか
- 改修後の写真を撮ったか(区の申請では工事中の写真も必要)
- (太陽光を同時設置した場合)単線結線図を受け取ったか
- かさ上げの実際の高さは何センチか
- エラー表示が出ていないか
- 太陽光から充電できるか(設置している場合)
- 停電モードへ切り替わるか/使えるコンセントはどれか
- 保証書を受け取ったか
- 工事後の検針票の保管を始めたか(実績報告用)
停電時の操作方法は、災害が起きてから説明書を読むのでは遅れます。使えるコンセントと使わない家電のルールを、その場で家族に共有しておきましょう。
千代田区の蓄電池に関するよくある質問
- 千代田区に独自の蓄電池補助金はありますか?
-
「省エネルギー改修等助成制度」があり、蓄電システムは対象経費の20パーセント(住宅の上限合計額100万円)が助成されます。ただし令和8年度分は予算額に達したため、申請の受け付けを一旦終了しています(令和8年6月26日時点)。
- 受付はいつ再開しますか?
-
区は「本助成制度の今後の取り扱いにつきましては、現在検討を行っているところです。詳細が決まりましたら、本ページでご案内をします」としています。再開時期は未定のため、区の公式ページを定期的にご確認ください。
- なぜこんなに早く予算に達したのですか?
-
区は「非常に多くのお申し込みをいただいた結果」としています。他区の多くが定額方式なのに対し、千代田区は対象経費の20パーセントという率方式で上限合計額が100万円と、23区でも際立って手厚い内容でした。本来の申込期限は令和9年2月15日でしたが、6月の時点で予算に達しています。
- 「千代田区の補助金が使える」と言われました。
-
その場で契約せず、区へ確認してください。令和8年度分は受付が終了しています。環境政策課エネルギー対策係(03-5211-4256)またはコールセンター(03-3264-3910、年中無休 朝8時〜夜9時)で確認できます。
- 今から使える補助金はありますか?
-
東京都の補助金があります。2026年度は蓄電容量1kWhあたり10万円(DR実証に参加しない場合は1戸あたり120万円が上限)で、事前申込は2027年3月31日17時までと案内されています。区の助成が使えない現在、これが主な支援になります。
- 受付再開に備えて今できることはありますか?
-
「ちよエコ宣言」の登録を済ませておくとよいでしょう。区の助成には「ちよエコ宣言を行っていること」という要件があります。個人は「ちよエコヒーロー宣言」、法人・管理組合は「ちよエコ未来企業宣言/未来事業者宣言」が対象です。
- ちよエコ宣言とは何ですか?
-
千代田区が実施する環境配慮行動の宣言制度です。区の省エネルギー改修等助成制度の申請要件になっており、申請時には宣言を行っていることがわかる書類(個人は登録完了が分かるメール画面等)の提出が必要です。紙の申請書もダウンロードできます。
- 区の助成は工事の前と後、どちらに申請しますか?
-
工事の前です。区は「申請者は、決定通知を受領後、工事(購入等)を開始してください」としており、共通要件にも「建物の改修や取付工事等をまだ実施していないこと」が含まれます。東京都も契約前の事前申込が必須です。
- マンション共用部への設置も対象ですか?
-
対象です。区内の既存マンションの管理者または管理組合等が申請でき、蓄電システムは対象経費の20パーセントが助成されます。上限合計額は総戸数に応じて、100戸までが150万円、101〜200戸が300万円、201戸以上が450万円です。省エネ改修等に係る議決書の写しが必要になります。
- 申請できる回数に制限はありますか?
-
あります。区は「当該年度に同一の建築物における本助成制度の助成を受けていないこと」を要件としており、助成金の申請は同一年度1回となります。
- 支払い方法に条件はありますか?
-
あります。区は「一括支払いであること(工事完了までに全額が支払われる場合は割賦も可)」を要件としています。またリース等ではなく、未使用の機器等に改修することも条件です。
- 助成を受けた後に必要な手続きはありますか?
-
あります。区は「申請者は工事前後1年間の電気・ガス等の使用量を記録し実績報告書を提出してください」としています。提出期限は使用量記録完了の年度(翌年度)の3月末日までです。また改修した省エネ機器等は5年間維持管理する必要があります。
- 工事前の検針票は必要ですか?
-
必要です。実績報告では工事前後1年間の使用量を記録して報告するため、工事前の検針票も保管しておく必要があります。業者のシミュレーション用としても使えるので、導入を検討し始めた時点から残しておきましょう。
- 他の補助金と併用できますか?
-
できます。区は「他の助成金と併用することができます。工事完了時に、併用した助成金の交付額がわかる確定通知の写し等をご提出ください」としています。
- 自分で取り付けても助成対象になりますか?
-
なりません。区は「助成対象者が自ら取り付けたものでないこと(改修は施工業者が行うこと)」を要件としています。
- 区役所の窓口へ行くときの注意はありますか?
-
区は「来庁される際は、必ず事前にご予約ください」と明記しています。窓口へ行く前に電話等で予約を取ってください。
- 再エネ電力への切替支援はありますか?
-
あります。区は「令和8年度再生可能エネルギー100パーセント電力切替え促進事業費助成金」を実施しています。東京都の蓄電池助成では太陽光がない場合に再生可能エネルギー電力契約が条件になる可能性があるため、あわせて確認する価値があります。
- 千代田区は水害の心配はありますか?
-
エリアによって異なります。皇居西側の番町・九段・麹町方面は台地上で標高が高く、東側の神田・岩本町方面は低地で日本橋川・神田川が流れています。海に面していないため津波の想定はありませんが、河川氾濫や内水氾濫のリスクは地域によって異なります。区のハザードマップで自宅の位置を確認してください。
- マンションに設置できますか?
-
管理規約、設置場所、配線、床荷重、安全基準などの条件を満たす必要があります。バルコニーは共用部にあたることが多く、専有部と扱いが異なります。業者に相談する前に、まず管理会社や管理組合へ設置の可否を確認してください。
- 千代田区で必要な蓄電容量はどれくらいですか?
-
冷蔵庫・照明・通信機器だけなら1日約2.7kWh、変換ロスを含めて3〜3.5kWh程度です。エアコンを8時間使うならそれだけで約6.4kWh必要になるため、合計で10kWh前後が現実的な候補です。マンションの場合は設置スペースの制約から4〜7kWh級が選択肢になることもあります。
- 蓄電池は何年で元が取れますか?
-
設置費用、補助金、電気使用量、発電量、売電単価によって異なります。10~15年程度で回収できるケースもありますが、すべての家庭で元が取れるとは限りません。区の助成が使えない現在は、東京都の補助を確実に取ることと見積もり比較が回収期間を左右します。
- 蓄電池の寿命は何年ですか?
-
一般的には10~15年程度が一つの目安です。メーカー、製品、使用環境、充放電回数によって異なります。なお区の助成を受けた場合は5年間の維持管理義務があります。
- 蓄電池の工事は何日かかりますか?
-
一般的な家庭用蓄電池なら、半日~1日程度で完了するケースがあります。かさ上げ基礎や分電盤交換、マンションでの搬入がある場合は複数日かかることがあります。
- 見積もりは無料ですか?
-
今回紹介した業者では無料相談や見積もりを案内しています。ただし、現地調査やキャンセルに費用がかからないか、依頼前に確認しましょう。
まとめ|千代田区の蓄電池業者は2~3社を比較して決めよう
千代田区でおすすめの蓄電池業者は、次の5社です。
- ENECO(えねこ)
- ECODA
- 省エネタイガー
- 節電プロ
- エコ発電本舗
業者を選ぶときは、販売価格だけでなく、次の項目を比較してください。
- 東京都の事前申込を確実にこなせるか
- 受付終了中の区の助成を試算に含めていないか
- 見積書とその内訳書を出せるか
- マンションでの施工経験と管理組合対応
- 坂道・狭小地での搬入経路を確保できるか
- 浸水想定を前提にした設置設計
- 施工体制・取扱メーカー
- 製品保証・施工保証・自然災害補償
- 補助金適用後の自己負担額
千代田区で押さえるべき要点は3つです。①区の助成は令和8年度分の受付が終了しており、今後の取り扱いは検討中、②だからこそ東京都の補助(最大120万円)を事前申込で確実に取る、③再開に備えるなら「ちよエコ宣言」の登録を先に済ませておく。とくに②を外すと取り返しがつきません。
どの業者を選べばよいか迷った場合は、ENECO、ECODA、省エネタイガーの3社から、同じ容量・同等性能の蓄電池で見積もりを取りましょう。そのうえで、次の3つを比較します。
- 補助金適用前の総額
- 受け取れる補助金の予定額
- 補助金適用後の実質負担額
区の助成が使えない現在、業者間の価格差がそのまま自己負担の差になります。同じメーカー・同じ容量でも総額に数十万円の開きが出ることがあるため、比較の価値は大きいといえます。
千代田区は皇居を挟んで台地と低地に分かれ、住宅の多くがマンションというエリアです。まず自宅の条件(戸建てかマンションか、台地側か低地側か)を整理し、管理規約やハザードマップを確認したうえで、東京都の事前申込を契約より先に済ませる。この順序を守れば、使える補助を取り切りつつ、実際に役立つ備えになります。
※当記事に掲載している情報は2026年8月時点の公開情報にもとづくものです。区の助成制度は受付状況が変動します。再開の有無を含め、必ず区の公式ページで最新情報をご確認ください。各社のサービス内容や料金も変更される場合があります。契約前に必ず公式サイト、千代田区公式ホームページおよびクール・ネット東京で最新情報をご確認ください。
【主な参照元】千代田区「令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度」(受付終了のお知らせは令和8年6月26日更新)/千代田区「千代田区省エネルギー改修等助成制度パンフレット」/千代田区「ちよエコヒーロー宣言」「ちよエコ未来企業宣言/ちよエコ未来事業者宣言」/千代田区 環境まちづくり部 環境政策課 エネルギー対策係/東京都建設局/国土交通省/クール・ネット東京/環境共創イニシアチブ(SII)/東京くらしWEB
