【2026年9月最新】昭島市の蓄電池補助金はいくら?おすすめ業者5選と費用相場を解説

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「昭島市で蓄電池を導入したいけれど、どの業者を選べばよいかわからない」
「補助金の按分まで踏まえて、正確に試算してくれる業者を知りたい」

昭島市の蓄電池補助金は、申請すればほぼ確実に交付されます。
ただし、申請した金額どおりには出ません。

家庭用蓄電池を検討し始めると、まず気になるのが「結局いくらかかるのか」「補助金はいくら出るのか」という点だと思います。昭島市の場合、東京都の助成金が金額の大部分を占めるのは他の市と同じです。ところが市独自の制度には、東京都内でもあまり例のない仕組みが組み込まれています。

それが「按分」です。申請の総額が市の予算を超えた場合、先着順で打ち切るのではなく、全員の申請額を一律の割合で減らして交付するという方式をとっています。

市が公表している令和8年度の内容と、直近の実績を整理しておきます。

対象機器令和8年度の補助金額令和7年度の按分後の交付額
蓄電池50,000円上限27,705円
太陽光発電1kWあたり15,000円
上限60,000円
1kWあたり8,312円
上限33,246円
太陽熱ソーラーシステム50,000円0円(申請なし)
太陽熱温水器25,000円13,853円
エネファーム50,000円27,705円

昭島市「住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金」より(2026年8月時点)

蓄電池の欄を見てください。制度上の金額は5万円ですが、令和7年度に実際に振り込まれたのは27,705円でした。按分率が55.41%だったためです。

この仕組みには、良い面と悪い面の両方があります。予算切れで受付が終了しないため、期限内に申請すれば交付を受けられます。令和7年度は259件の申請すべてに交付されました。一方で、見積書に「昭島市の補助金5万円」と書かれていても、その額がそのまま入るとは限りません。

もうひとつ、昭島市には注意すべき点があります。複数機器の申請ができません。太陽光発電と蓄電池を同時に設置しても、市の補助金を受けられるのはどちらか一方だけです。この点も、多くの自治体とは違います。

さらに令和8年度は、申請の条件そのものが大きく変わりました。対象者の範囲、二世帯住宅の扱い、設置場所の条件、市税の完納基準、郵送申請の締め切り方まで、いくつもの変更が入っています。前年度までの情報のまま準備を進めると、申請できない可能性があります。

補足

この記事の情報について

  • 補助金の内容は、昭島市および東京都の公表資料をもとに2026年8月時点で確認しています。
  • 按分率は年度ごとの申請状況によって変わります。過去の率は目安であり、令和8年度の交付額を保証するものではありません。
  • 記事内の費用は目安です。実際の金額は住宅の条件や選ぶ機器によって変わります。

この記事では、昭島市で蓄電池の設置を任せられる業者を5社紹介したうえで、市と東京都の補助金の使い方、按分を織り込んだ資金の考え方、停電に備えるために必要な容量、そして訪問販売のトラブルに遭ったときの相談先まで、順番に整理していきます。

そこでこの記事では、昭島市で蓄電池の設置を検討している方に向けて、おすすめの蓄電池業者5社を比較して紹介します。

東京都の補助金を踏まえた提案や施工対応に強みをもつ「ENECO(えねこ)」、費用対効果のシミュレーションや複数メーカーからの提案を受けられる「ECODA」をはじめ、価格、施工体制、保証、取扱製品、口コミなどを調査しました。

各社のメリットだけでなく、ネガティブ寄りの意見や契約前に確認したいポイントも紹介します。

補足

  • 当記事で掲載している蓄電池業者の対応地域、補助金サポート、施工体制、保証、口コミなどの情報は、2026年8月時点の公式サイトおよび公開情報をもとに独自調査したものです。
  • 昭島市の補助制度、相談窓口に関する情報は、昭島市公式ホームページ、クール・ネット東京等の公表情報(2026年8月時点)をもとにまとめています。
  • 当記事に掲載している蓄電池業者へのリンクの一部には、アフィリエイト広告を利用しています。広告によって得られた収益は、サイトの運営費や蓄電池業者・補助金制度などの調査費用に充てています。

用途別おすすめ蓄電池業者2社

比較項目ENECO(えねこ)ECODA
おすすめタイプ東京都の補助金対応や施工品質を重視する人費用対効果や製品の選択肢を重視する人
総合評価★19/20点★18/20点
主な特徴補助金申請から設計・施工、アフターフォローまで一貫して相談しやすい電気代や発電量のシミュレーションに対応し、複数メーカーを比較しやすい
公式サイト
ENECO公式サイト

ECODA公式サイト
博士
今回の記事は、編集部が各社の公式サイトや施工体制、保証内容、利用者の口コミに加え、昭島市の公表資料を調査し、意見を出し合いながら作成しました。

30秒でわかる補助金計算令和8年度・東京都版

あなたの家だと、補助金はいくら?

下の項目を選ぶだけ。東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が、その場でわかります。設置費用は相場に幅があるため、金額はレンジで表示しています。

この試算の前提:東京都内の既存住宅(既築)に設置する場合の令和8年度の制度に基づく概算です。新築は助成単価が異なるため対象外としています。金額は税抜ベースの目安で、実際の助成額は見積書の助成対象経費により変動します。東京都外にお住まいの方には当てはまりません。
お住まいのエリア
蓄電池について
設置する
設置しない
蓄電池の容量 9.9 kWh
太陽光発電について
同時に設置する
すでに設置済み
設置しない
太陽光の容量 4.5 kW
DR実証への参加
参加しない
参加(機器なし)
参加(機器あり)
DR実証に参加すると、エネルギーマネジメント機器・IoT関連機器を設置する場合は1台あたり15万円、設置しない場合は1台あたり10万円が加算されます(この試算は1台設置の前提です)。あわせて、蓄電池助成の上限120万円/戸は「DR実証に参加しない場合」の枠のため適用されなくなり、助成対象経費(税抜)が上限になります。交付申請兼実績報告より前にDR実証契約を結ぶ必要があります。
施工業者
エリア内の業者
エリア外の業者
この自治体は、地元業者に依頼すると助成額が増える、または助成の必須条件になっています。
設置費用の目安(税抜)
東京都・蓄電池助成(10万円/kWh)
東京都・太陽光助成
区市町村の助成
実質自己負担額の目安
参照:クール・ネット東京「令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業」「令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業」、各区市町村の公表情報。制度は予算の消化状況により受付停止・内容変更があり得ます。

あなたの家だと、実際いくらもらえる?

上の金額はあくまで概算です。屋根の形・電気の使い方・設置条件で助成額は変わります。無料相談なら、自宅の条件に合わせた具体的な金額を確認できます。

蓄電池をお考えの方へ 蓄電池の補助金額を無料で診断する 補助金の申請代行に対応/診断だけの利用もOK 太陽光をお考えの方へ 太陽光の補助金額を無料で相談する 補助金の申請代行に対応/相談だけの利用もOK

※本記事はアフィリエイト広告を含みますが、掲載内容・試算結果への影響はありません。助成の可否・金額は自治体の審査により決定されます。

POINT

以下の表は、東京で蓄電池を設置できる業者を調査する過程でまとめたものです。各社に異なる強みや特徴があるため、補助金対応、施工体制、保証、提案力などを総合的に比較しています。

東京の蓄電池おすすめ業者5社 詳細比較調査表

※クリックすると拡大できます。

目次

蓄電池業者を選ぶ際の7つのポイント

蓄電池は、買って終わりの家電とは性質が違います。屋外や屋内に固定して電気工事を伴い、10年から15年という長い期間、その家で動き続ける設備です。設置したあとに何かあったとき、連絡がつく相手がいるかどうかが満足度を大きく左右します。

ここでは、業者を比べるときに見ておきたい7つの観点を挙げます。昭島市のように制度が独特な地域では、価格だけを横並びにしても判断を誤りやすいので、順番に確認してみてください。

蓄電池業者による補助金給付実績の例
※紹介業者による過去の補助金給付実績の例です。受給額は住宅条件・機器構成・自治体により異なり、同じ金額を受け取れるとは限りません。

1. 昭島市の按分制度を知っているか

最初に確認したいのはここです。昭島市の補助金には按分があります。これは全国どこでも通用する話ではなく、この市に固有の仕組みです。

営業担当者にこの点を尋ねたとき、「昭島市は按分があるので、5万円満額とは限りません。直近だと5割台でした」と即答できる会社は、その地域の制度を実際に扱っている可能性が高いといえます。逆に「市から5万円出ますよ」としか返ってこない場合、市の制度まで見ていないかもしれません。

この質問には、もうひとつ役割があります。制度は年度ごとに内容が変わることがあるため、担当者が最新の情報を追いかけているかどうかを測る材料になります。情報の鮮度を確かめる質問だと考えてください。

補足

最初にぶつけたい一言

「昭島市の補助金は按分されると聞きましたが、見積書の5万円はそのまま入る前提ですか」

この一言に対する反応で、その会社が市の制度をどこまで把握しているかがかなり分かります。答えに詰まる、あるいは話をそらす場合は、申請サポートも期待しにくいと考えたほうが安全です。

2. 東京都の事前申込に対応できるか

金額の大きさでいえば、東京都の助成金のほうが圧倒的です。蓄電池なら1kWhあたり10万円で、容量によっては100万円を超えます。市の補助金が数万円であることを考えると、優先順位は明らかです。

ただし東京都の助成金は契約前の事前申込が必須です。先に契約してしまうと、その時点で対象外になります。手順を間違えないよう進めてくれる会社かどうかは、金額に直結する部分です。

「申請はこちらで代行します」と言われた場合も、どの制度をどの順番で進めるのかを説明してもらってください。任せきりにすると、後から食い違いが出たときに確認できません。

3. 停電時にどこまで使えるかを具体的に説明できるか

蓄電池には、家全体に電気を供給できる全負荷型と、あらかじめ決めた回路だけに供給する特定負荷型があります。価格は全負荷型のほうが高くなります。

特定負荷型を選ぶ場合、どの回路を残すかを設置前に決める必要があります。冷蔵庫、照明、通信機器、寝室のコンセント。この選択を後から変えるには工事が必要です。

提案の段階でこの説明があるかどうかで、その会社が施工まで理解しているかが分かります。機種名と価格だけの提案は、比較の材料になりません。

4. 現地調査をしてから見積もりを出すか

蓄電池は重量のある機器です。屋外設置なら基礎工事が必要で、地面の状態によって費用が変わります。搬入経路が狭ければ、その分の手間もかかります。

電話やメールだけで金額を出してくる会社もありますが、それは概算です。現地を見ないまま出た金額は、着工後に変わる可能性があります。正式な見積もりは、必ず現地調査のあとに受け取ってください。

5. 見積書の内訳が分かれているか

「工事一式」とだけ書かれた見積書では、何にいくらかかっているのかが分かりません。比べようがないため、価格交渉の材料にもなりません。

  • 蓄電池本体の型番と金額
  • パワーコンディショナの扱い(本体に含まれるか別か)
  • 基礎工事費と設置工事費
  • 電気工事費(配線、分電盤の改修)
  • 申請代行費が有料か無料か
  • 諸経費の内容

この6項目が分かれていれば、他社の見積もりと並べたときに差の理由が見えます。

6. 保証の範囲と年数を書面で示せるか

蓄電池には、メーカーの機器保証のほかに、施工会社が出す工事保証があります。前者はどこで買っても同じですが、後者は会社によって内容が違います。

特に確認したいのは、施工に起因する不具合が何年カバーされるか、自然災害による損傷が対象に含まれるか、そして会社が営業を続けられなくなった場合に保証がどうなるかです。

口頭で「長く保証します」と言われても記録は残りません。保証書の様式を見せてもらうのが確実です。

7. 設置後に連絡がつく体制があるか

蓄電池は10年以上動き続ける設備です。その間に、動作の異常や設定の変更、パワーコンディショナの交換といった場面が出てきます。

そのときに連絡できる窓口があるかどうかは、設置前には見えにくい部分です。判断材料としては、点検の周期が決まっているか、専用の連絡先があるか、施工したのが自社かどうかを確認しておくとよいでしょう。

営業と施工が別会社の場合、不具合が起きたときにどちらに連絡すればよいのかを、契約前に決めておいてください。

蓄電池の設置イメージ

7つの観点のうち、昭島市で特に効いてくるのは1番目です。按分を織り込んでいない試算は、実際の入金額とずれます。この一点を確認するだけで、業者の情報の鮮度がかなり分かります。

昭島市でオススメの蓄電池業者5選

ここからは、昭島市で蓄電池の設置を検討している方におすすめの業者5社をご紹介します。紹介にあたり、各社を20点満点のおすすめ度で評価しました。

20点満点は「補助金対応力」「施工体制・品質」「保証・サポート」「製品の選択肢・提案力」の4項目を、それぞれ5点満点で評価した合計点です。

なかでも「施工体制・品質」は、施工実績や現地調査の内容、工事後の対応などを考慮した重要な指標です。総合点だけでなく、それぞれの強みや注意点も確認し、ご家庭に適した業者を選ぶ際の参考にしてください。

スクロールできます
業者名公式HP総合評価補助金対応力施工体制・品質保証・サポート選択肢・提案力施工体制複数メーカー
ENECO(えねこ)公式HP★19★5★5★4★5自社施工を掲げる
ECODA公式HP★18★5★4★4★5契約前に確認
省エネタイガー公式HP★17★4★5★4★4一貫対応を掲げる
節電プロ公式HP★16★4★4★4★4契約前に確認要確認
エコ発電本舗公式HP★15★4★3★4★4自社・提携施工

※表は横スクロールできます。評価は2026年8月時点の公開情報にもとづく編集部独自の評価です。

【ENECO(えねこ)】東京都の補助金対応と自社施工に強い蓄電池業者

ENECO(えねこ)公式サイト

ENECO(えねこ)は、東京都で補助金を活用しながら、太陽光発電や蓄電池を設置したい人におすすめです。

ENECOは、東京都を中心に太陽光発電、家庭用蓄電池、V2Hの販売・施工を行う会社です。公式サイトでは、年間1,000件以上の施工実績と自社施工体制を公表しています。

補助対象機種の選定から申請、設置工事まで相談できるため、「東京都の補助金が複雑で分からない」という人の有力な候補になります。また、複数メーカーを扱っているため、特定メーカーだけを勧められるのではなく、容量・価格・保証などを比較できます。

ENECOのおすすめポイント

  • 東京都の補助金申請をサポート
  • 年間1,000件以上の施工実績を公表
  • 自社施工体制を掲げている
  • 東京都を中心に対応
  • 複数メーカーを比較できる
  • 電気代削減シミュレーションに対応
  • 太陽光発電・蓄電池・V2Hを相談できる
  • 設置後のアフターサポートを用意

ENECOの基本情報

運営会社株式会社えねこ
所在地東京都渋谷区
事業内容太陽光発電、蓄電池、V2H、補助金活用支援
施工体制自社施工を掲げる
補助金サポートあり
対応エリア東京都を中心に対応
総合得点19/20(補助金対応力:5、施工体制・品質:5、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:5)
公式サイトhttps://e-neco.com/
情報確認・更新日2026年8月7日

「ENECO(えねこ)」に関するネットの口コミ

ポジティブな意見

  • 複数メーカーを比較し、自宅の電気使用量に合うプランを提案してもらえた
  • 担当者の説明が丁寧で、蓄電池に詳しくなくても理解しやすかった
  • 自社施工なので、販売会社と工事会社が分かれる不安が少なかった
  • 補助金適用後の自己負担額まで説明してもらえた
  • 太陽光発電と蓄電池をまとめて相談できた

ネガティブ寄りの意見

  • 東京都を中心としたサービスのため、地域によっては対応できない場合がある
  • 補助金の受給額は住宅条件によって変わるため、広告上の最大金額がそのまま適用されるわけではない

【ECODA】費用対効果の試算と幅広い製品提案が魅力の蓄電池業者

ECODA公式サイト

ECODAは、蓄電池を設置したときの電気代削減効果を確認してから決めたい人におすすめです。

蓄電池は、設置すればすべての家庭で必ず元が取れる設備ではありません。毎月の電気代、太陽光発電量、売電単価、昼夜の電力使用量によって経済効果が変わります。

ECODAでは、電気の使用状況をもとに、設置後の削減効果をシミュレーションしてもらえます。「補助金が出るから買う」のではなく、「補助金適用後にいくら負担し、年間でいくら電気代が下がるか」を確認したい人に向いています。

ただし、契約後にローンや電力プラン変更などの手続きが必要になるケースもあるため、事前に流れを確認しておくと安心です。

ECODAのおすすめポイント

  • 電気代をもとに削減効果を試算
  • 東京都の補助金申請をサポート
  • 複数メーカーを取り扱う
  • 補助金申請実績を公表
  • 機種によって最長20年の製品保証
  • 太陽光発電・蓄電池・V2Hに対応
  • 専任担当者へ相談できる
  • 設置後のサポートを用意

ECODAの基本情報

運営会社株式会社ECODA
所在地東京都渋谷区
事業内容太陽光発電、蓄電池、オール電化、V2H
対応エリア東京都を含む対象地域
補助金サポートあり
保証機種によって最長20年
支払い方法現金・提携ローンなど
総合得点18/20(補助金対応力:5、施工体制・品質:4、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:5)
公式サイトhttps://ecoda-corp.com/
情報確認・更新日2026年8月7日

「ECODA」に関するネットの口コミ

ポジティブな意見

  • 東京都と市区町村の補助金を調べてもらい、自己負担額を抑えられた
  • 補助金適用後も自己負担が必要になることを含め、現実的な金額を説明してもらえた
  • 太陽光発電と蓄電池を設置した場合のシミュレーションが分かりやすかった
  • 他社と相見積もりを取ったところ、納得できる価格だった
  • 問い合わせへの返信が早く、契約前の不安を相談しやすかった

ネガティブ寄りの意見

  • 営業担当者の評価が高くても、現地調査や施工担当者は別になる可能性がある
  • ローンや電力プラン変更など、契約後に必要な手続きが多いと感じる場合がある

【省エネタイガー】現地調査から施工までの一貫対応を掲げる蓄電池業者

省エネタイガー公式サイト

省エネタイガーは、設計・施工・アフターフォローまでの一貫対応を重視したい人におすすめです。

省エネタイガーは、株式会社PFAが運営する太陽光発電・家庭用蓄電池の販売施工サービスです。公式サイトでは、専任担当者による提案、責任施工、補助金サポート、設置後のアフターサービスを案内しています。

販売会社と施工会社が別になることに不安がある人や、現地調査をしたうえで詳しい見積もりを出してほしい人に向いています。

ただし、大手企業と比べると第三者サイトに掲載された口コミや情報が少ないため、評価点だけでなく契約条件も確認しておきましょう。

省エネタイガーのおすすめポイント

  • 東京都を含む関東エリアに対応
  • 自社による一貫対応を掲げている
  • 国内外の複数メーカーを取り扱う
  • 東京都の補助金申請をサポート
  • 現地調査をもとに提案
  • 太陽光発電と蓄電池を相談できる
  • 設置後のアフターサービスを用意

省エネタイガーの基本情報

運営会社株式会社PFA
所在地東京都西東京市
事業内容太陽光発電、家庭用蓄電池、エコキュートなど
施工体制自社による一貫対応を掲げる
補助金サポートあり
対応エリア東京都を含む関東エリア
総合得点17/20(補助金対応力:4、施工体制・品質:5、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:4)
公式サイトhttps://syoenetiger.com/
情報確認・更新日2026年8月7日

「省エネタイガー」に関するネットの口コミ

ポジティブな意見

  • 現地調査後の見積もりが早く、総額を把握しやすかった
  • 複数社で相見積もりを取ったなかで、価格が安かったという意見がある
  • 東京都の補助金申請を細かくサポートしてもらえた
  • 自社施工のため、営業から施工までの連携が分かりやすかった
  • 工事がスムーズで、設置後の説明も丁寧だった

ネガティブ寄りの意見

  • 大手企業と比べると、第三者サイトに掲載された口コミや情報が少ない
  • 高評価の口コミが多いため、評価点だけでなく契約条件も確認する必要がある
  • 人気の時期は、現地調査や工事まで時間がかかる可能性がある

【節電プロ】太陽光・蓄電池のセット導入を相談しやすい業者

節電プロ公式サイト

節電プロは、太陽光発電と蓄電池をセットで導入し、東京都の補助金を活用したい人におすすめです。

節電プロでは、太陽光発電と家庭用蓄電池を設置した場合の費用や電気代削減効果を相談できます。東京都では、太陽光発電と蓄電池の両方に助成制度が用意されています。

そのため、まだ太陽光発電を設置していない家庭では、蓄電池だけでなくセット導入も比較する価値があります。

ただし、「初期費用0円」はローン利用などの条件がある場合が多く、設備が無料になるわけではありません。総支払額での比較が必要です。

節電プロのおすすめポイント

  • 太陽光発電と蓄電池のセット提案
  • 東京都の補助金申請をサポート
  • 現地調査と電気代試算に対応
  • 初期費用を抑えたプランを提案
  • 機種によって最長20年の保証
  • ローンを利用した支払いに対応
  • エコキュートや住宅工事も相談可能

節電プロの基本情報

サービス名節電プロ
所在地東京都足立区
事業内容太陽光発電、蓄電池、関連住宅設備
補助金サポートあり
保証機種によって最長20年
支払い方法現金・ローンなど
総合得点16/20(補助金対応力:4、施工体制・品質:4、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:4)
公式サイトhttps://setsuden-pro.com/
情報確認・更新日2026年8月7日

「節電プロ」に関するネットの口コミ

ポジティブな意見

  • 東京都の補助金を活用し、設備費の自己負担額を抑えられた
  • 太陽光発電・蓄電池・エコキュートをまとめて相談できた
  • 現地調査と電気代シミュレーションを無料で受けられた
  • メーカーからの仕入れや自社対応によって、価格を抑えた提案を受けられた
  • 補助金申請の書類作成をサポートしてもらえた

ネガティブ寄りの意見

  • 設置後の修正や申請対応に時間がかかったという意見がある
  • 「初期費用0円」はローン利用などの条件があり、設備が無料になるわけではない

【エコ発電本舗】価格・保証・豊富な取扱製品が特徴の蓄電池業者

エコ発電本舗公式サイト

エコ発電本舗は、複数メーカーの価格と保証を比較したい人におすすめです。

エコ発電本舗は、インターネット販売に特化することで営業費用や店舗費用を抑え、価格競争力を高めています。ニチコン、長州産業、パナソニックなど、複数メーカーから比較できる点も特徴です。

公式サイトでは、施工が原因となる機器の損傷や周辺設備への損害、雨漏りなどを対象とした15年間の施工保証を案内しています。

ただし、他社より見積もりが高かったという意見や、値引き交渉に対応してもらえなかったケースもあるため、相見積もりでの比較が前提になります。

エコ発電本舗のおすすめポイント

  • インターネット販売に特化
  • 複数の国内外メーカーを取り扱う
  • 太陽光発電・蓄電池・V2Hに対応
  • 15年間の施工保証
  • 補助金申請をサポート
  • 自社・提携施工店による工事
  • 他社見積もりと比較しやすい

エコ発電本舗の基本情報

運営会社株式会社ゼロホーム
所在地東京都豊島区
事業内容太陽光発電、家庭用蓄電池、V2H
施工体制自社・提携施工店
施工保証15年間
補助金サポートあり
総合得点15/20(補助金対応力:4、施工体制・品質:3、保証・サポート:4、製品の選択肢・提案力:4)
公式サイトhttps://www.taiyoko-kakaku.jp/
情報確認・更新日2026年8月7日

「エコ発電本舗」に関するネットの口コミ

ポジティブな意見

  • 営業担当者が親身に相談へ乗ってくれた
  • 他社では断られた難しい施工にも対応してもらえた
  • 工事担当者のマナーがよく、施工も丁寧だった
  • 工事完了後に清掃までしてもらえた
  • 東京都の補助金申請に対応してもらえた

ネガティブ寄りの意見

  • 他社より見積もりが高かったという意見もある
  • 値引き交渉へ対応してもらえなかったケースがある

結局どこがいい?目的別のおすすめ業者

おすすめ業者おすすめする人・選ぶ理由公式サイト
ENECO(えねこ)東京都の補助金対応を重視する人
東京都での施工と補助金申請をまとめて相談したい場合の第一候補です。
公式サイトを見る
ECODA電気代の削減効果を確認したい人
蓄電池導入後の経済効果や実質負担額を確認してから決めたい人に向いています。
公式サイトを見る
省エネタイガー自社施工・現地対応を重視する人
販売から工事、アフターフォローまでの一貫した責任体制を重視する人に向いています。
公式サイトを見る
節電プロ太陽光と蓄電池を同時設置したい人
太陽光発電がない家庭や、エコキュートなども含めてまとめて相談したい人の候補です。
公式サイトを見る
エコ発電本舗価格と長期施工保証を重視する人
複数メーカーの価格を比較しながら、施工保証の内容も重視したい人に向いています。
公式サイトを見る

2026年度の東京都蓄電池補助金

昭島市で蓄電池を導入するとき、金額として最も大きいのが東京都の助成金です。市の補助金が数万円なのに対し、都の助成金は容量によっては100万円を超えます。まずはこちらの仕組みを押さえてください。

蓄電池は1kWhあたり10万円

2026年度の東京都の助成額は、蓄電容量1kWhあたり10万円です。デマンドレスポンスに参加しない場合の上限は、1戸あたり120万円と定められています。

注意

2025年度から単価が下がりました

2025年度は1kWhあたり12万円でしたが、2026年度は10万円です。10kWhの蓄電池なら、単純計算で20万円の差になります。

古い記事や、更新されていない業者の資料には12万円の数字が残っていることがあります。見積書に助成額が書かれていたら、どの年度の単価を使っているかを確認してください。

容量別の助成額の目安

蓄電容量東京都の助成額
5.0kWh50万円
6.5kWh65万円
7.4kWh74万円
9.8kWh98万円
9.9kWh99万円
12.0kWh120万円(上限)
14.9kWh120万円(上限)

12.0kWhで上限に達します。それより大きな容量を選んでも助成額は増えません。増えた分の費用はそのまま自己負担になります。

デマンドレスポンスに参加すると上限が外れる

デマンドレスポンス(DR)とは、電力の需要が高まる時間帯に、蓄電池の電気を使ったり充電を控えたりして系統の負担を減らす取り組みです。この実証に参加する場合、120万円の上限が適用されず、さらに上乗せの助成も受けられます。

ただし参加には条件があります。対応している機種であること、指定された期間に協力できることなどが求められます。参加を前提とした試算を受け取ったら、自分の機種と生活で本当に参加できるのかを確認してください。

太陽光発電もあわせて設置する場合

東京都は太陽光発電にも助成を行っています。既存住宅と新築で単価が分かれています。

区分出力の条件助成額
既存住宅3.75kW以下1kWあたり15万円(上限45万円)
既存住宅3.75kW超1kWあたり12万円
新築住宅3.6kW以下1kWあたり12万円(上限36万円)
新築住宅3.6kW超1kWあたり10万円

既存住宅で3.75kWを超える場合、単価は下がりますが上限がなくなります。出力が大きいほど総額は増えることになります。

契約前の事前申込が必須

ここが最も重要な手続き上の注意点です。東京都の助成金は、業者と契約する前に事前申込を済ませておく必要があります。

注意

順番を間違えると受けられません

契約書に署名や押印をしたあとで事前申込をしても、対象になりません。「とりあえず契約だけしておきましょう」と言われたら、その場では応じないでください。

事前申込の受付は2027年3月31日午後5時までとされていますが、期限まで待つ理由はありません。機種と業者が決まった段階で手続きに入るのが安全です。

2026年10月1日からの機器の制限

2026年10月1日以降に申し込む場合、対象となるのは2026年度のSII登録機器に限られます。それ以前の登録機種は対象外になります。

在庫として残っている型落ちの機種を勧められた場合は、その機種が2026年度の登録リストに載っているかを確認してください。安く提案されていても、助成を受けられなければ意味がありません。

問い合わせ先

内容電話番号
クール・ネット東京(蓄電池)03-6633-3824
クール・ネット東京(太陽光)03-6633-3821

制度の細かい条件は、業者からの説明だけでなく、直接確認しておくと確実です。申請するのは業者ではなく、あくまで設置する本人だからです。

昭島市独自の蓄電池補助金はある?

あります。蓄電池は5万円、太陽光発電は1kWあたり1万5,000円(上限6万円)です。ただし申請できるのは1つの住宅につき1回・1機器だけで、令和7年度は申請額の55.41%に減額されて交付されました。

制度の名称は「住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金」で、令和8年度も実施されています。市内の個人住宅に住んでいる方を対象に、新たに設置した太陽光発電システムや蓄電池などに対して補助を行うものです。

ただし、この制度には他の自治体と大きく異なる点がいくつもあります。ひとつずつ整理していきます。

令和8年度の補助金額

対象機器補助金額
蓄電池50,000円
太陽光発電1kWあたり15,000円(上限60,000円)
太陽熱ソーラーシステム50,000円
太陽熱温水器25,000円
エネファーム(燃料電池)50,000円

蓄電池は一律50,000円です。令和7年度までは「上限50,000円(機器費の3分の1以内の額)」という条件でしたが、令和8年度から一律の定額に変わりました。

この変更には副次的な効果があります。金額が機器費と連動しなくなったため、本体価格や工事費の内訳が分かる書類の提出が不要になりました。申請の手間がひとつ減ったことになります。

申請額どおりには交付されない「按分」の仕組み

昭島市の制度で最も特徴的なのがこの部分です。市は次のように案内しています。

注意

市の案内より

直近3年間の実績において、申請の総額が予算額を上回り、各申請額から按分をして交付となっています。按分後の交付額は、申請した金額より減額となります。

つまり、申請が予算を超えた場合、先着順で打ち切るのではなく、全員の申請額に同じ割合を掛けて減額するという方式です。市が公表している過去の按分率は次のとおりです。

年度按分率蓄電池の交付額(5万円申請時)
令和5年度61.83%約30,900円
令和6年度62.73%約31,300円
令和7年度55.41%27,705円

按分率は市の公表値。交付額は按分率から算出した参考値(令和7年度は市の公表値)

3年とも6割前後で推移しており、直近の令和7年度はさらに下がって55.41%でした。5万円を申請して、実際に振り込まれたのは27,705円ということになります。

按分の良い面と悪い面

この方式には、はっきりとした利点があります。

  • 予算切れで受付が終了しない。先着順の自治体では、申請が集中すると年度の途中で締め切られます。昭島市ではその心配がありません
  • 申請の早さが金額に影響しない。初日に出しても最終日に出しても、按分率は同じです
  • 申請すればまず交付される。令和7年度は259件の申請すべてに交付されています

他市では「予算がなくなる前に急いで申請を」という話になりますが、昭島市ではその焦りは不要です。期限内に不備なく出すことだけを考えればよいことになります。

一方で、資金計画の面では注意が必要です。

  • いくら入るかが事前に確定しない。按分率は、その年度の申請が締め切られるまで決まりません
  • 入金までの期間が長い。申請期間が年度の終盤にあるため、設置から交付までが空きます
  • 見積書の金額と実際の入金額がずれる。「市から5万円」という前提の試算は、そのままでは成立しません

資金計画に入れるときの考え方

過去3年の按分率は55%から63%の範囲です。安全側で見るなら、5万円の5割、およそ25,000円を見込んでおくと、実際の入金が下回る可能性は低くなります。

市の補助を計算に入れずに資金を組み、入金されたら繰り上げ返済や予備費に回す。この考え方のほうが、後から慌てずに済みます。

複数機器の申請はできない

もうひとつの大きな制約です。市の案内には「複数機器の申請はできません。1機器のみ選択することができます」と明記されています。

太陽光発電と蓄電池を同時に設置しても、市の補助を受けられるのはどちらか一方だけです。これは近隣の市と比べても厳しい条件です。

交付要綱でも、申請は同一の住宅につき1回、1件に限ると定められています。太陽光を先に付けて市の補助を受けた住宅は、あとから蓄電池を付けても2回目の申請はできません。

太陽光と蓄電池、どちらで申請すべきか

太陽光の出力が4.0kW以上なら太陽光、3.3kW未満なら蓄電池で申請したほうが多くなります。制度上の金額で比べてみます。

申請する機器制度上の金額按分率55%とした場合
蓄電池50,000円約27,500円
太陽光 3.0kW45,000円約24,700円
太陽光 4.0kW以上60,000円(上限)約33,000円

太陽光は1kWあたり15,000円で、4.0kWで上限の60,000円に達します。つまり出力4.0kW以上の太陽光を載せるなら、太陽光で申請したほうが1万円ほど多くなります。

逆に、太陽光の出力が3.3kW未満であれば、蓄電池で申請したほうが有利です。設置する太陽光の出力を確認してから、どちらで申請するかを決めてください。

補足

蓄電池だけを設置する場合

すでに太陽光が載っている家に蓄電池を後付けするなら、迷う必要はありません。蓄電池で申請することになります。

ただし過去にこの補助金で同じ住宅の補助を受けている場合は、2回目の申請ができません。以前に太陽光で受けていないか、確認しておいてください。

設置時期と申請期間が独特

昭島市の制度は、設置していなければならない期間と、申請できる期間が他市と大きく異なります。

項目期間
機器の設置完了日令和8年1月1日から令和8年12月31日まで
申請期間令和8年12月1日から令和9年1月29日まで

2つの点に注目してください。

ひとつは、設置時期の区切りが年度ではなく暦年だということです。令和8年4月1日からではなく、令和8年1月1日からが対象です。年明けすぐに設置した機器も対象に含まれます。

もうひとつは、申請できる期間が12月1日から1月29日までのおよそ2か月しかないことです。年度を通じて受け付けているわけではありません。

注意

早く出しても受け付けてもらえません

市は「申請開始日より前に申請書類をお預かりすることはできません」と案内しています。早めに持参しても、廃棄されるか、申請者の負担で返送されることになります。

春や夏に設置した場合、申請は年末まで待つことになります。設置してすぐ手続きをするつもりでいると、忘れてしまう恐れがあります。設置が終わった時点で、12月の予定に書き込んでおいてください。

令和8年度からの主な変更点

令和8年度は、申請の条件が広い範囲で見直されました。市も「申請前に必ず確認してほしい」と案内しています。主なものを整理します。

変更点内容
対象者の限定個人住宅に居住している個人のみに。集合住宅の居住者、法人、事業所、マンションの管理組合は対象外
居住要件実際に居住している住宅に設置した機器のみが対象。居住していない所有物件は対象外
二世帯住宅世帯に関係なく一度切りの申請。過去に交付を受けた世帯があれば、別世帯でも対象外
設置場所カーポートや納屋など、敷地内であれば住宅以外の場所も対象に
市税の完納基準令和8年11月末時点で納期限が到来している分を完納していること
郵送の締め切り消印有効から必着に変更
不備の修正申請期間内に修正・再提出を完了することが必須に
蓄電池の金額機器費の3分の1以内という条件がなくなり一律5万円に

このうち、蓄電池を検討している方に特に関わるのは次の3つです。

変更点1:集合住宅にお住まいの方は対象外に

令和7年度までは、集合住宅の居住者や管理組合も申請できました。令和8年度からは、個人住宅に居住している個人に限られます。

また、複数の物件を所有している方の場合、実際に住んでいる住宅に設置した機器だけが対象です。別の世帯が住んでいる住宅や、所有しているだけの住宅は対象になりません。

変更点2:カーポートや納屋への設置が可能に

これは条件が緩和された変更です。令和7年度までは住宅に直接設置した機器のみが対象でしたが、令和8年度からは居住している住宅の敷地内であれば、カーポートや納屋など住宅以外の場所に設置した機器も申請できます。

蓄電池は屋外設置が基本になるため、この変更は実務上の意味があります。住宅の壁際にスペースがなくても、敷地内の別の場所に置ける余地が広がりました。

  • 敷地内に設置した場合でも、居住している住宅に交付したとみなされます。そのため今後その住宅に別の機器を設置しても、2回目の申請はできません
  • 道路を挟んだ向かいの駐車場など、居住している敷地の外に設置した機器は対象外です

変更点3:不備があると申請期間内にやり直しが必要

これが最も見落としやすく、かつ影響の大きい変更です。

令和7年度までは、書類に不備があっても申請期間終了後の修正が認められていました。令和8年度からは、申請期間内に修正と再提出を完了しなければなりません。間に合わなかった場合は不交付になります。

郵送申請も、これまでの消印有効から必着に変更されました。令和9年1月29日までに市に届いている必要があります。1月30日と31日は閉庁日のため、郵便事情も考えて余裕を持って送ってください。

市はこの変更の理由も説明しています。例年、申請期間後の確認や修正への対応が、申請者全体への交付手続きの遅れにつながっていたためです。つまり、期限ぎりぎりに出すと、自分だけでなく他の申請者にも影響が及ぶ設計になっています。

申請の要件と必要書類

市税および国民健康保険税については、令和8年11月末時点で納期限が到来している分を完納していることが条件です。分割納付をしている方も、元々の納期限が来ているものを全額支払っていなければ不交付になります。

申請書類の面では、次の点が変わりました。

  • 機器の本体価格・工事費の内訳が分かる書類は不要になりました
  • 設置状況を示す写真には、機器本体と設置場所(住宅)の両方が写っている必要があります
  • 代行者が窓口で申請する場合も、代行者の身分証明書の写しが必要です
  • 郵送申請時の返信用封筒は不要になりました
  • 申請書(第1号様式)の様式が変わり、令和7年度以前の様式は使用できません

写真については、施工が終わってからでは撮り直しが難しい場合があります。設置工事の当日に、機器と建物が一緒に写る角度で撮っておくよう業者に依頼しておくと確実です。

令和7年度の交付実績

市は前年度の実績も公表しています。どのくらいの人が使っている制度なのかが分かります。

対象機器申請件数交付金額の合計
太陽光発電163件5,353,724円
蓄電池76件2,105,580円
エネファーム19件526,395円
太陽熱温水器1件13,853円
合計259件7,999,552円

申請件数と交付件数はどちらも259件で一致しています。申請した全員が交付を受けていることが、この表から確認できます。申請額の合計は14,437,000円で、交付額は7,999,552円。この比率が55.41%という按分率です。

蓄電池の申請は76件でした。太陽光の163件に比べると少なく、まだ導入の余地がある分野といえます。

問い合わせ先

項目内容
担当課環境部環境課 計画推進係
窓口昭島市役所2階7番窓口
電話番号042-544-4331(直通)
所在地昭島市田中町1-17-1
開庁時間平日 午前8時30分から午後5時15分

制度の詳細は、市が公開している「令和8年度版のご案内」と「令和8年度からの主な変更点」にまとまっています。申請を考えているなら、この2つには目を通しておいてください。

東京都と昭島市の補助金は併用できる?

併用できます。市も他の補助制度へのリンクとして、クール・ネット東京とSIIのページを案内しています。金額を差し引くような調整もありません。

単純に足し算になる

自治体によっては、都の助成金を受けた場合に市の補助額を減らす仕組みを設けているところがあります。昭島市の案内には、そうした差し引きの規定は書かれていません。

蓄電池9.8kWhを設置した場合で見てみます。

項目金額
東京都の助成金98万円
昭島市の補助金(制度上)5万円
昭島市の補助金(按分率55%とした場合)約2万7,500円
合計の見込み約100万7,500円

金額の規模がまるで違うことが分かります。東京都の助成金が98万円に対し、市の補助は3万円弱です。優先すべきはどちらか、迷う余地はありません。

申請のタイミングが大きくずれる

2つの制度は、手続きの時期がまったく違います。ここを取り違えると、片方を逃します。

項目東京都昭島市
申請のタイミング契約前の事前申込設置完了後
受付期間2027年3月31日まで令和8年12月1日から令和9年1月29日
予算切れありなし(按分で調整)
金額の確定交付決定時按分後に確定

この表のとおり、都は契約前、市は設置後です。順番としては次のようになります。

  1. 業者を選び、見積もりを確定させる
  2. 契約前に東京都へ事前申込を行う
  3. 都の受付が済んでから契約し、工事を行う
  4. 設置完了。写真を撮っておく
  5. 12月1日以降に、市へ交付申請書を提出する
  6. 按分後の金額が確定し、指定口座へ振り込まれる

4番と5番の間が空くのが昭島市の特徴です。春に設置した場合、市への申請は半年以上先になります。その間に書類を紛失しないよう、まとめて保管しておいてください。

国の補助金は使えるのか

家庭用蓄電池には、国が実施していたデマンドレスポンス関連の補助事業がありました。ただしこの事業は2026年5月29日に受付を終了しています。

したがって、現在の昭島市で蓄電池を導入する場合に使えるのは、東京都の助成金と市の補助金の2つと考えて資金計画を立てるのが安全です。

注意

「国の補助金も出ます」と言われたら

見積書に国の補助金が計上されていたら、どの事業の、どの年度のものかを具体的に確認してください。受付が終了した事業の金額が入ったままになっていることがあります。

補助金は、受け取れる前提で総額を計算してしまうと、受けられなかったときに資金計画が崩れます。確実に受けられるものと、そうでないものを分けて考えてください。

住まいと地形から見る、昭島市で蓄電池が選ばれる背景

同じ東京都でも、蓄電池が選ばれる理由は地域によって違います。昭島市には、この市ならではの事情がいくつかあります。

市の位置と地形

昭島市は多摩地域のほぼ中央に位置し、南側を多摩川が流れています。北は立川市と福生市、東は立川市、西は福生市と接しています。

地形としては、多摩川に向かって段丘が階段状に下がっていく構造です。市の北側は台地の上にあり平坦ですが、南側の多摩川沿いは一段低くなっています。市内を移動すると、坂を下る場所がはっきりと分かります。

この高低差は、蓄電池の設置場所を考えるうえで無視できません。同じ市内でも、水害に対する考え方が場所によって変わるためです。

多摩川沿いにお住まいの場合

蓄電池は精密機器です。浸水すると故障するだけでなく、感電の危険も生じます。

市は洪水ハザードマップを公開しています。自宅がどの程度の浸水を想定されている区域なのかを、設置場所を決める前に確認してください。想定が浅い区域であっても、基礎を高くする、架台を使うといった対応で余裕を持たせることができます。

補足

業者に確認しておきたいこと

「浸水想定を踏まえて、設置の高さをどう考えていますか」

この質問に対して、機器の設置基準や自然災害補償の有無まで含めて答えられる会社は、施工を理解しています。「大丈夫です」だけで済ませる場合は、もう一歩踏み込んで聞いてみてください。

台地の上にお住まいの場合

市の北側は平坦で、住宅も敷地に余裕のある区画が見られます。蓄電池の設置スペースを確保しやすい環境です。

ここで効いてくるのが、令和8年度から敷地内のカーポートや納屋への設置も補助の対象になったという変更です。住宅の壁際にスペースがなくても、敷地内の別の場所に設置する選択肢が制度上も認められました。

ただし、住宅から離れた場所に置くと配線の距離が伸び、その分の工事費がかかります。設置場所の自由度が上がったことと、費用が変わらないことは別の話です。

鉄道と幹線道路の沿線

市内にはJR青梅線が東西に走り、拝島駅では八高線、五日市線、西武拝島線が接続しています。駅周辺には住宅が密集し、敷地に余裕のない区画も少なくありません。

こうした場所では、蓄電池の設置スペースそのものが検討課題になります。屋外に置けない場合、屋内設置に対応した機種を選ぶことになりますが、設置できる機種が限られ、容量の選択肢も狭まります。

現地調査の際に、置ける場所と置ける機種を先に確認してもらってください。容量を決めてから場所を探すのではなく、場所から入るほうが確実です。

戸建てと集合住宅が混在する住宅事情

昭島市は、戸建て住宅と集合住宅の両方が広く分布しています。ここで注意したいのが、令和8年度からの制度変更です。

集合住宅にお住まいの方は、令和8年度から市の補助金の対象外になりました。令和7年度までは申請できたため、以前調べた情報のままだと行き違いが起きます。

また、二世帯住宅の扱いも変わりました。これまでは世帯が分離していることを証明すれば申請できましたが、令和8年度からは世帯に関係なく一度切りです。ただし建物が分離している場合は、それぞれの住宅に居住している方が申請できます。

在宅時間の長さで変わる考え方

蓄電池の効果は、家にいる時間の長さで変わります。都心へ通勤する世帯が多い地域では、平日の日中に家に誰もいない時間帯が生まれます。

その場合、太陽光で発電した電気を昼間に使い切れません。貯めておく仕組みがあると、夕方以降の消費に回せるようになります。蓄電池が効くのは、まさにこの部分です。

逆に在宅の時間が長い世帯では、発電した電気をその場で使える割合が高くなります。蓄電池の効果はやや薄まりますが、停電したときに電気が使えるという意味は変わりません。在宅時間が長いほど、停電の影響を受ける時間も長くなるからです。

では、実際にどのくらいの容量があれば足りるのか。次の章で具体的に見ていきます。

停電したとき、何kWhあれば足りるのか

蓄電池の容量選びで最も迷うのがこの点です。営業を受けると大きな容量を勧められることが多いのですが、容量が大きいほど価格も上がります。実際に必要な量から考えていきます。

家電ごとの消費電力の目安

まず、家電がどのくらい電気を使うのかを整理します。以下は一般的な目安です。

家電消費電力の目安1日の使用電力量の目安
冷蔵庫100W前後約1.0kWh
照明(部屋2か所)20W程度約0.2kWh
スマートフォンの充電10W程度約0.1kWh
テレビ150W前後約0.6kWh
電子レンジ1000W以上使用時間に依存
エアコン(冷房)500Wから900W約4.0kWhから7.0kWh
炊飯器700W前後約0.5kWh

ここで分かるのは、エアコンだけが桁違いに大きいということです。エアコンを使うかどうかで、必要な容量は大きく変わります。

目的別の必要容量

停電時に使いたいもの1日あたりの必要量容量の目安
冷蔵庫・照明・通信機器約1.5kWh5.0kWh前後
上記+テレビ・炊飯器約2.5kWh6.5kWhから7.4kWh
上記+エアコン1台約6.0kWh9.8kWh以上
ほぼ普段どおりの生活約10kWh12.0kWh以上

ここで注意したいのは、蓄電池の容量をすべて使い切れるわけではないという点です。機種によって放電できる下限が設定されており、表示されている容量の8割から9割程度が実際に使える量になります。

太陽光があるかないかで変わる

太陽光発電を併設している場合、日中に充電できるため、停電が長引いても電気を使い続けられます。晴れていれば、毎日ある程度は回復します。

太陽光がない場合、貯めた電気を使い切ったらそれで終わりです。停電が長期化する可能性を考えるなら、太陽光との組み合わせのほうが安心感は大きくなります。

ただし昭島市の補助金は1機器のみです。同時に設置する場合、市の補助はどちらか一方でしか受けられない点を、資金計画に入れておいてください。

容量を大きくする前に考えたいこと

東京都の助成金は12.0kWhで上限の120万円に達します。それ以上は自己負担が増えるだけです。助成額の観点では、12kWh前後が一区切りと考えておくと分かりやすくなります。

また、容量が大きくなると本体のサイズも大きくなります。設置スペースに収まるかどうかは、現地調査で確認してもらう必要があります。

昭島市の家庭用蓄電池の価格相場

ここからは、実際にいくらかかるのかを見ていきます。以下の試算では、昭島市の補助金を按分率55%で計算しています。按分率は年度によって変わるため、実際の交付額は前後します。

費用の構成

費用の内訳内容
蓄電池本体容量とメーカーで変わる、費用の中心
パワーコンディショナハイブリッド型では本体に含まれることがある
設置工事費基礎工事、架台、搬入、据付
電気工事費配線、分電盤の改修、系統連系
申請代行費会社により有料と無料に分かれる
諸経費運搬、管理などの費用

パターン1:5.0kWhの小容量モデル

項目金額
設置費用の目安約130万円
東京都の助成金50万円
昭島市の補助金(按分後の目安)約2万7,500円
自己負担の目安約77万2,500円

冷蔵庫と照明の維持を目的とする場合の最小構成です。設置スペースも小さくて済むため、置き場所に制約がある家に向きます。

パターン2:6.5kWhの標準モデル

項目金額
設置費用の目安約160万円
東京都の助成金65万円
昭島市の補助金(按分後の目安)約2万7,500円
自己負担の目安約92万2,500円

夫婦2人から3人の世帯で選ばれることが多い容量帯です。夜間の電気をまかないつつ、停電時にも一定の生活を維持できます。

パターン3:9.8kWhの中容量モデル

項目金額
設置費用の目安約210万円
東京都の助成金98万円
昭島市の補助金(按分後の目安)約2万7,500円
自己負担の目安約109万2,500円

4人家族で、停電時にエアコンも使いたい場合に検討される容量です。敷地に余裕のある区画では、この帯が選ばれやすくなります。

パターン4:12.0kWhの大容量モデル

項目金額
設置費用の目安約250万円
東京都の助成金120万円
昭島市の補助金(按分後の目安)約2万7,500円
自己負担の目安約127万2,500円

東京都の助成金が上限に達する容量です。助成額の効率という点では、ここが一区切りになります。

パターン5:太陽光発電と同時に設置する場合

項目金額
太陽光4.5kWの費用の目安約130万円
蓄電池9.8kWhの費用の目安約210万円
合計の設置費用約340万円
東京都の助成金(太陽光)54万円
東京都の助成金(蓄電池)98万円
昭島市の補助金(太陽光で申請・按分後の目安)約3万3,000円
自己負担の目安約184万7,000円

既存住宅に4.5kWの太陽光を載せる場合、3.75kWを超えるため1kWあたり12万円が適用され、54万円になります。

市の補助については、太陽光と蓄電池のどちらか一方でしか申請できません。この構成では太陽光が4.5kWで上限の6万円に達するため、太陽光で申請したほうが1万円ほど多くなります。

注意

「実質0円」という説明について

上の試算を見て分かるとおり、補助金を使ってもまとまった自己負担が残ります。「補助金で実質0円になります」という説明を受けたら、その根拠を書面で示してもらってください。

昭島市の場合、さらに注意が必要です。市の補助金は按分されるため、見積書に書かれた5万円がそのまま入るとは限りません。試算の前提として按分に触れていない見積書は、その時点で正確さを欠いています。

家庭用蓄電池のおすすめメーカー

メーカー主な特徴向いている人
ニチコン蓄電池・V2Hの選択肢が豊富EV連携を考えている
オムロンコンパクトな機種を選びやすい設置場所が限られる
長州産業太陽光とのセット提案に強い国内メーカーと保証重視
シャープ自社太陽光との連携シャープ製太陽光を使用中
京セラ住宅用エネルギー設備の実績安全性・国内サポート重視
パナソニック住宅設備との連携家全体の設備連携を重視
ダイヤゼブラ電機ハイブリッド型などを展開既存太陽光との連携重視
カナディアンソーラー太陽光とのセット提案コストバランス重視
テスラ13.5kWhの大容量・デザイン性大容量・全負荷を希望
Huawei容量を組み合わせやすい拡張性を重視

メーカー名だけで選ばず、次の順番で比較しましょう。

  1. 既存太陽光との相性
  2. 必要容量
  3. 全負荷・特定負荷
  4. 停電時の定格出力
  5. 200V対応
  6. 設置寸法
  7. 製品保証
  8. 容量保証
  9. 補助対象機種
  10. 補助金適用後の価格

家族人数別|おすすめの蓄電容量

世帯・目的容量の目安
1~2人世帯4~6kWh
3~4人世帯7~10kWh
4人以上9~12kWh
オール電化住宅10~13kWh
二世帯住宅・長時間の停電対策12kWh以上

容量が大きいほど安心とは限りません。必要以上に大きな蓄電池を選ぶと、使い切れない容量のために設置費用が高くなります。

過去1年間の発電量と電気使用量をもとに、複数容量でシミュレーションしてもらいましょう。

停電時に家電を何時間使える?

蓄電池の使用時間は、次の式で概算できます。

使用時間=実際に使える蓄電容量÷家電の消費電力

9.8kWhの蓄電池で、変換ロスなどを考慮し、約8kWh使えると仮定します。

家電消費電力の目安単独使用時の理論上の時間
LED照明50W約160時間
冷蔵庫平均50~100W約80~160時間
テレビ100W約80時間
Wi-Fiルーター10W約800時間
エアコン500~1,500W約5~16時間
IH調理器1,000~3,000W約2.5~8時間

実際には複数の家電を同時に使うため、利用時間は短くなります。容量だけでなく、一度にどれだけの電気を出せるかを示す「定格出力」も確認してください。

全負荷型と特定負荷型の違い

全負荷型

全負荷型は、停電時に家全体へ電気を供給するタイプです。次の人に向いています。

  • オール電化住宅
  • 停電時も複数の部屋で電気を使いたい
  • エアコンやIHを使いたい
  • 防災性能を重視したい
  • 二世帯住宅

特定負荷型

特定負荷型は、停電時にあらかじめ指定した回路だけへ電気を供給します。次の人に向いています。

  • 設置費用を抑えたい
  • 冷蔵庫・照明など最低限でよい
  • 電気使用量が少ない
  • 小容量の蓄電池を検討している

単機能型とハイブリッド型の違い

単機能型

蓄電池専用のパワーコンディショナを設置するタイプです。既存の太陽光発電を残しやすい一方、太陽光用と蓄電池用のパワーコンディショナを使うため、変換ロスが増える場合があります。

ハイブリッド型

太陽光発電と蓄電池を1台のパワーコンディショナで制御します。太陽光の電気を効率よく蓄電しやすく、設置スペースも抑えやすいことが特徴です。

既存のパワーコンディショナが10年以上経過している場合は、ハイブリッド型への交換も比較しましょう。

蓄電池のメリット

電気代の上昇対策になる

太陽光発電で作った電気を蓄電池へ貯め、夕方や夜間に使うことで、電力会社から買う電気を減らせます。

卒FIT後の電気を有効活用できる

売電単価が下がった卒FIT住宅では、余剰電力を安く売るより、自宅で使った方が有利になる場合があります。

停電時に電気を使える

蓄電池に電気が残っていれば、冷蔵庫、照明、スマートフォン、Wi-Fiなどを使用できます。

東京都の補助金を利用できる

条件を満たせば、数十万~100万円前後の助成を受けられる可能性があります。

蓄電池のデメリット

初期費用が高い

補助金を利用しても自己負担が残るのが一般的です。

必ず元が取れるとは限らない

設置費用、電気使用量、太陽光発電量、売電単価によって経済効果が変わります。

設置スペースが必要

東京都内では住宅同士の間隔が狭いため、搬入経路や隣家との距離も確認が必要です。

経年劣化する

充放電を繰り返すと、少しずつ使える容量が減ります。保証年数だけでなく、サイクル数と容量保証を確認しましょう。

昭島市の電気代と、世帯タイプ別の削減イメージ

蓄電池を入れると電気代がどのくらい下がるのか。ここは期待と現実がずれやすい部分なので、仕組みから整理します。

削減が生まれる仕組み

蓄電池そのものは電気を作りません。安いときに貯めて、高いときに使うことで差額を生む設備です。したがって、削減額は次の要素で決まります。

  • 夜間と昼間の電力単価の差
  • 1日に充放電できる量
  • 太陽光があるかどうか
  • 家庭の電気の使い方と時間帯

このうち最も影響が大きいのは、太陽光があるかどうかです。太陽光がある場合、日中に発電した電気を無料で貯められます。太陽光がない場合は、夜間の安い電気を買って貯めることになるため、単価差の分しか得になりません。

世帯タイプ別の傾向

世帯タイプ電気の使い方蓄電池の効き方
共働き・子どもあり朝と夜に集中、日中は不在太陽光と組み合わせると効果が出やすい
在宅勤務中心日中も継続的に使用発電をその場で使えるため、蓄電池の効果はやや薄まる
高齢世帯一日を通して緩やかに使用削減額より停電時の安心を重視する傾向
単身世帯使用量そのものが少ない設備費の回収に時間がかかる

この表から分かるのは、蓄電池は誰にとっても同じだけ得になる設備ではないということです。使用量が少ない世帯ほど、費用の回収には時間がかかります。

削減額の試算を受け取ったときの確認点

注意

前提を確認してください

削減額の試算は、前提の置き方で大きく変わります。電力単価をいくらで計算しているか、1日に何回充放電する想定か、太陽光の発電量をどう見積もっているか。この3点を必ず確認してください。

特に「年間◯万円の削減」という数字だけが示されている場合は注意が必要です。最も条件の良い月を12倍しているだけということもあります。

あわせて、どの料金プランを前提にした試算なのかを確認してください。プランの変更を前提にした試算なら、その変更が自分の生活に合うかどうかも検討が必要です。

卒FITを迎えた昭島市の家庭が取るべき選択

2009年11月に始まった余剰電力買取制度から10年が過ぎ、買取期間を終えた家庭が毎年出続けています。昭島市でも、住宅用太陽光を早い時期に導入した家庭が順に対象になっています。

買取期間が終わると何が変わるのか

10年間の買取期間が終了しても、太陽光発電そのものが止まるわけではありません。変わるのは、余った電気を売るときの単価だけです。

買取期間中は国が定めた単価で買い取られていましたが、期間終了後は各電力会社が独自に設定した単価での買い取りになります。この単価は、電力会社から電気を買うときの単価を大きく下回ります。

つまり、余った電気を売るより、自分の家で使ったほうが得という状態に変わります。この逆転が、卒FIT世帯で蓄電池が検討される理由です。

3つの選択肢

選択肢内容と向いている家庭
そのまま売電を続ける設備投資が不要。日中の在宅時間が短く、自家消費に回せる量が少ない家庭には現実的な選択
蓄電池を導入して自家消費に切り替える初期費用はかかるが、買う電気を減らせる。停電対策も同時に手に入る
電気の使い方を変えて自家消費を増やす昼間に洗濯や食洗機を回すなど。費用はかからないが、効果は限定的

どれが正解ということはありません。判断の分かれ目は、日中に家にいる時間があるかどうかです。日中の在宅時間が長い家庭ほど、3つ目の方法だけでも一定の効果が出ます。

昭島市の卒FIT世帯が確認すべきこと

すでに太陽光が載っている家に蓄電池を後付けする場合、昭島市では過去の申請履歴を必ず確認してください。

注意

太陽光の設置時に補助を受けていた場合

令和8年度の交付要綱では、申請は同一の住宅につき1回、1件に限ると定められています。申請書にも「過去に本補助金の交付を受けたことはありません」という確認欄があります。

太陽光を設置した際にこの補助金を受けていた場合、機器の種類が違う蓄電池でも、同じ住宅では申請できません。以前の交付の有無がはっきりしない場合は、申請前に環境課へ確認しておくのが確実です。

あわせて、東京都の助成金は蓄電池単体でも対象になります。1kWhあたり10万円という水準は、後付けであっても変わりません。10kWhの蓄電池なら都から100万円という計算です。

既存の太陽光と組み合わせるときの確認点

  • 既存のパワーコンディショナの状態。設置から10年以上が経過していれば、交換時期が近づいています。蓄電池と一体型のものに切り替えるか、別置きにするかで費用が変わります
  • 既存の太陽光メーカーとの相性。組み合わせによっては保証の扱いが変わることがあります
  • 分電盤や配線の改修範囲。築年数が経った家では、分電盤の交換が必要になることがあります
  • 設置予定日と申請時期のずれ。昭島市の申請は12月からです。年の前半に設置する場合、市への手続きは半年以上先になります

注意

卒FIT世帯への勧誘に注意

買取期間の終了時期は、電力会社からの通知で家庭に知らされます。この時期に合わせて営業を受けることがあります。

「売電単価が下がるので、このままでは損をする」という説明だけで急がされたら、いったん保留してください。売電を続けることも選択肢のひとつです。

昭島市・近隣エリアの導入モデルケース

ここからは、昭島市とその周辺で想定される導入パターンを4つ紹介します。

注意

以下はすべて想定ケースです

実在する個人や世帯の事例ではありません。制度の条件と一般的な価格帯をもとに組み立てた想定であり、実際の費用や交付額は住宅の状況、選ぶ機種、業者の見積もりによって変わります。市の補助金は按分率55%で計算しています。

ケースA:台地上の築24年戸建て、卒FIT後の後付け

項目内容
世帯60代夫婦2人
住まい市の北側、築24年の木造2階建て
既存設備太陽光4.0kW(買取期間終了済み)
導入内容蓄電池6.5kWh
設置費用の目安約160万円
東京都の助成金65万円
市の補助金(蓄電池で申請)約2万7,500円
自己負担の目安約92万2,500円

夫婦2人で日中も在宅している想定です。太陽光の設置時に市の補助を受けていない前提で、市への申請は蓄電池で行います。設置を5月に済ませたとすると、市への申請は12月まで待つことになります。

この待ち時間が昭島市の特徴です。設置後すぐに書類一式をまとめてファイルに入れ、12月の予定に申請を書き込んでおくのが実務的な対応になります。

ケースB:太陽光と蓄電池を同時に設置する4人家族

項目内容
世帯30代夫婦と子ども2人
住まい市の中央部、築8年の木造2階建て
既存設備なし
導入内容太陽光4.5kW+蓄電池9.8kWh
設置費用の目安約340万円
東京都の助成金(太陽光)54万円
東京都の助成金(蓄電池)98万円
市の補助金(太陽光で申請)約3万3,000円
自己負担の目安約184万7,000円

市の補助金は1機器のみのため、太陽光と蓄電池のどちらで申請するかを選ぶ必要があります。太陽光が4.5kWで上限の6万円に達するため、太陽光を選んだほうが有利です。

蓄電池で申請した場合は5万円、按分後で約2万7,500円。太陽光で申請すれば6万円、按分後で約3万3,000円。差は約5,500円と小さいものの、選べるなら大きいほうを選ぶべきです。

ケースC:多摩川沿いの住宅、設置場所を検討した例

項目内容
世帯40代夫婦、子ども1人
住まい市の南側、築14年の木造2階建て
既存設備太陽光3.2kW(設置6年目)
導入内容蓄電池5.0kWh・敷地内のカーポート脇に設置
設置費用の目安約135万円
東京都の助成金50万円
市の補助金(蓄電池で申請)約2万7,500円
自己負担の目安約82万2,500円

住宅の壁際にスペースがなく、敷地内のカーポート脇に設置した想定です。令和8年度からこうした設置も補助の対象になりました。基礎を高めにとり、浸水想定に対して余裕を持たせています。

配線距離が伸びた分、設置費用は住宅の壁際に置く場合よりやや高くなっています。制度上は認められても、費用は別という点は押さえておいてください。

ケースD:二世帯住宅で申請を検討した例

項目内容
世帯親世帯2人・子世帯3人の5人
住まい市の東側、築5年の二世帯住宅
既存設備太陽光5.5kW
導入内容蓄電池12.0kWh
設置費用の目安約250万円
東京都の助成金120万円(上限)
市の補助金(蓄電池で申請)約2万7,500円
自己負担の目安約127万2,500円

在宅している人数が多く、消費電力量も大きい世帯を想定しています。12.0kWhで東京都の助成金が上限の120万円に達します。

二世帯住宅では、令和8年度からの変更に注意が必要です。世帯が分かれていても、申請は建物につき一度切りです。過去にこの補助金を受けた世帯があれば、別の世帯であっても申請できません。建物が分離している場合のみ、それぞれ申請できます。

4つのケースから見える判断材料

  • 金額の大部分は東京都の助成金。市の補助は3万円前後の上乗せ
  • 太陽光と同時に設置するなら、出力4.0kW以上であれば太陽光で申請するほうが有利
  • 設置から市への申請まで期間が空くため、書類の保管が実務上の課題になる
  • 二世帯住宅と過去の申請履歴は、事前に必ず確認しておく

市の補助は確実に受け取りたい金額ですが、それを軸に機種や業者を決めるほどの規模ではありません。まず容量と機種を生活に合わせて決め、次に見積もりを比べ、最後に市の補助をどちらで申請するかを確認する。この順番で進めるのが現実的です。

昭島市に対応する蓄電池業者の3タイプ

蓄電池を扱う業者は、大きく3つに分かれます。どれが正解ということはなく、それぞれ得意な部分と弱い部分があります。

1. 全国展開の専門業者

蓄電池と太陽光を専門に扱い、広い地域で施工している会社です。仕入れの量が多いため機器の価格を抑えやすく、補助金の申請にも慣れています。

一方で、施工を協力会社に委託している場合があります。実際に工事をするのがどこの会社なのかを確認しておくと、設置後の連絡先がはっきりします。

2. 地域の電気工事店・リフォーム会社

昭島市やその周辺で長く営業している会社です。距離が近いため、設置後に何かあったときに来てもらいやすいのが利点です。住宅の状況を見たうえでの提案も期待できます。

ただし、扱っているメーカーが限られることがあります。また、補助金の申請サポートの手厚さは会社によって差が大きい部分です。昭島市の按分制度や申請期間を把握しているかどうかは、確認しておいたほうがよいでしょう。

3. 一括見積もりサイト経由の紹介

希望条件を登録すると、対応可能な複数の会社を紹介してもらえるサービスです。自分で1社ずつ探す手間が省け、相見積もりを取りやすくなります。

紹介される会社の質はサービスによって異なります。紹介を受けた後は、結局その会社を自分で見極める必要があるという点は変わりません。

どのタイプでも共通して確認したい8項目

タイプに関係なく、次の8つは聞いておいてください。1つ目は昭島市の制度に関する質問です。

  1. 昭島市の補助金は按分されますが、見積書の金額はそれを踏まえたものですか
  2. 東京都の事前申込は、契約前のどの時点で行いますか
  3. 施工するのは自社ですか、協力会社ですか
  4. 提案されている機種は、2026年度のSII登録機器ですか
  5. 全負荷型と特定負荷型のどちらですか。特定負荷ならどの回路を残しますか
  6. 工事保証は何年で、どこまでが対象ですか
  7. 自然災害による損傷は補償に含まれますか
  8. 設置後の点検は誰が、どのくらいの周期で行いますか

質問への答えは、口頭ではなく書面かメールで残してもらうことをおすすめします。あとから条件が違ったときに、確認できる材料になります。

昭島市で蓄電池を設置する場所の注意点

蓄電池は一度設置すると簡単には動かせません。場所選びは、価格や容量と同じくらい重要な検討事項です。

屋外設置で気をつけること

  • 直射日光と高温。夏場に長時間日が当たる場所は、機器の温度が上がり性能に影響します
  • 浸水の可能性。多摩川沿いの区域では、基礎の高さを確保できるかを確認してください
  • 動作音。運転中にファンの音が出ます。寝室の窓の下や隣家との境界近くは避けたほうが無難です
  • 点検スペース。機器の前後に作業できる空間が必要です。壁に寄せすぎると点検ができません
  • 搬入経路。重量のある機器のため、通路の幅と段差を事前に確認してもらってください

敷地内の別の場所に置く選択肢

令和8年度から、昭島市の補助金はカーポートや納屋など、居住している住宅の敷地内であれば住宅以外の場所に設置した機器も対象になりました。住宅の壁際にスペースがない場合の選択肢が広がっています。

注意

ただし2つの条件があります

ひとつは、敷地内に設置した場合でも、居住している住宅に補助金を交付したとみなされることです。そのため、今後その住宅に別の機器を設置しても2回目の申請はできません。

もうひとつは、道路を挟んだ向かいの駐車場など、居住している敷地の外に設置した機器は対象外という点です。近くにある土地でも、敷地が分かれていれば認められません。

費用の面では、住宅から離れるほど配線の距離が伸び、工事費が上がります。制度上は認められることと、費用が変わらないことは別です。見積もりの段階で、設置場所ごとの金額差を確認しておいてください。

屋内設置という選択

屋内に対応した機種であれば、玄関脇の土間や納戸などに設置できます。屋外の環境変化を受けないという利点があります。

ただし対応機種が限られ、容量の選択肢も狭くなります。また、居住スペースを一部占有することになります。屋外に置ける場所が本当にないのかを、現地調査で一緒に確認してもらってください。

申請用の写真を意識しておく

令和8年度から、市への申請には機器本体と設置場所(住宅)の両方が確認できる写真が必要になりました。同じ住所に複数の建物がある場合に、どの住宅に設置したかを確認するためです。

設置場所によっては、機器と建物を1枚に収めるのが難しいことがあります。工事の当日に、撮影の角度を含めて業者に相談しておくと確実です。後から撮り直すのは手間がかかります。

悪質な蓄電池業者・訪問販売の見分け方

次のような営業を受けた場合は、その場で契約しないでください。

  • 「今日だけ半額」と急がせる
  • 「東京都の補助金で必ず無料」と断言する
  • 補助対象機種を説明しない
  • 事前申込前に契約させようとする
  • 見積書が「工事一式」だけ
  • メーカー・型番を記載しない
  • 電気代が必ずゼロになると説明する
  • 相見積もりを拒否する
  • 保証内容を書面で渡さない
  • 施工会社を教えない
  • 長時間居座る
  • クーリングオフを説明しない

POINT

訪問販売で契約した場合、条件を満たせば契約書面を受け取ってから8日以内にクーリングオフできる可能性があります。困った場合は、消費者ホットライン「188」へ相談してください。

蓄電池業者へ必ず聞く15の質問

  1. 自宅に必要な容量は何kWhですか?
  2. その容量を勧める計算根拠は何ですか?
  3. 東京都の補助対象機種ですか?
  4. 東京都からいくら受け取れる見込みですか?
  5. 市区町村の補助金も併用できますか?
  6. 補助金申請はどこまで代行しますか?
  7. 申請代行費はいくらですか?
  8. 補助金が不交付になった場合はどうなりますか?
  9. 実際に工事する会社はどこですか?
  10. 施工保証は何年ですか?
  11. 停電時にどの家電を使えますか?
  12. 200V家電を使用できますか?
  13. 年間の電気代削減額はいくらですか?
  14. ローン金利を含む総支払額はいくらですか?
  15. 追加工事が発生する可能性はありますか?

この質問に対し、根拠を示して分かりやすく答えられる業者を選びましょう。

昭島市で訪問販売トラブルに遭ったときの相談先

太陽光発電や蓄電池は契約金額が大きく、訪問販売をきっかけとした相談が各地の消費生活センターに寄せられています。昭島市にも相談窓口があります。

昭島市消費生活センター

項目内容
電話番号042-544-9399(直通)
所在地昭島市田中町1-17-1 昭島市役所2階(生活コミュニティ課内)
相談方法電話または来所
相談時間月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く)
午前9時から正午、午後1時から午後4時
受付午後3時30分まで
相談時間の目安30分以内
相談料無料(電話の通話料は自己負担)

相談できるのは市内在住・在勤・在学の方です。市は「つながりにくい場合は、しばらく時間をおいておかけ直しください」と案内しています。

相談は原則として本人から

市の案内では、トラブルの詳細や契約当事者の意向を聞いたうえで助言するため、原則として本人から連絡するよう求めています。

ただし、本人が高齢、未成年、病気などの場合は、家族や介護をしている方からの相談も受け付けられます。その場合も、本人からも直接話を聞くことになります。

相談前に用意しておくもの

市は、契約関係の書類をできるだけ手元に揃えておくよう案内しています。

  • 契約書、約款
  • きっかけとなったチラシやパンフレット
  • 見積書、明細
  • インターネット経由の場合は、広告画面や注文画面、最終確認画面のスクリーンショット

また、相談にあたっては氏名、住所、電話番号、年齢などを聞かれます。匿名の場合、事業者との間に入って話し合いを手伝う「あっせん」は行えません。解決を目指すのであれば、情報は伝えたほうが選択肢が広がります。

センターで答えられないこと

ここは誤解が多い部分なので、明記しておきます。市は次の内容には対応できないと案内しています。

  • 特定の事業者に苦情が入っているかどうかの問い合わせ
  • 事業者の信用性
  • 商品やサービスの評価
  • 価格の妥当性
  • 特定の事業者に対する指導を求めるもの
  • すでに他の窓口で相談した内容、訴訟などの処理対象となったもの

つまり「この業者は大丈夫でしょうか」「この金額は妥当ですか」という質問には答えてもらえません。契約前の業者選びは、あくまで自分で複数社を比べて判断する必要があります。

センターが力を発揮するのは、契約してしまった後や、勧誘の方法に問題があった場合です。予防は自分で、対処は相談窓口でと考えておくとよいでしょう。

つながらないときの窓口

市は、センターにつながらない場合や受付時間外に使える窓口も案内しています。

窓口電話番号相談時間
東京都消費生活総合センター03-3235-1155月曜日から土曜日 午前9時から午後5時
国民生活センター「バックアップ相談」03-3446-0999月曜日から金曜日 午前10時から午後4時
全国消費生活相談員協会「週末電話相談」03-5614-0189土曜日・日曜日 午前10時から正午、午後1時から午後4時
日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会03-6450-6631日曜日 午前11時から午後4時

年末年始は、いずれの窓口も相談を受け付けていません。

その場で契約しないという原則

訪問販売による契約には、クーリング・オフの制度があります。法定の書面を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約を解除できます。

ただし、これは最後の手段です。そもそも、その場で契約しなければクーリング・オフを使う必要もありません。

補足

断るときの一言

「家族と相談してから決めますので、資料を置いていってください」

この一言で構いません。今日中でないと条件が変わる、という説明が出たら、それ自体が判断材料です。本当に良い条件であれば、数日後でも成立します。

相談から設置完了までのスケジュール目安

実際に動き出してから設置が終わるまで、どのくらいかかるのかを整理します。昭島市の場合、市への申請だけが後ろにずれる点が特徴です。

段階期間の目安やること
情報収集1週間から2週間容量の見当をつけ、問い合わせ先を決める
見積もり取得2週間から3週間2社から3社に依頼。現地調査を受ける
比較・検討1週間から2週間内訳と保証を並べて比べる
東京都への事前申込1週間から2週間契約前に行う
契約1日都の受付が済んでから
工事日程の調整2週間から1か月機器の在庫状況による
設置工事1日から2日写真を撮っておく
市への申請12月1日から1月29日設置時期によっては数か月待つ
交付按分確定後指定口座へ振込

契約から設置までは、おおむね1か月から2か月です。ただし市への申請は、設置した時期にかかわらず12月1日以降になります。

設置時期別の待ち時間

設置完了の時期市への申請までの待ち時間
令和8年1月から3月約9か月から11か月
令和8年4月から6月約6か月から8か月
令和8年7月から9月約3か月から5か月
令和8年10月から11月約1か月から2か月
令和8年12月すぐに申請可能

年の前半に設置した場合、待ち時間が長くなります。その間に書類を紛失したり、申請自体を忘れたりする恐れがあります。

補足

設置が終わったらやっておくこと

  • 契約書、領収書、保証書、設置写真をひとつのファイルにまとめる
  • カレンダーやスマートフォンに「12月1日 市へ補助金申請」と登録する
  • 11月末までに市税と国民健康保険税の未納がないか確認する
  • 12月に入ったら、市のホームページで最新の様式をダウンロードする

3つ目は見落としやすい項目です。市税等は令和8年11月末時点で納期限が到来している分を完納していることが条件になります。分割納付をしている場合も、納期限が来た分を支払っていなければ不交付です。

工事当日の流れ

設置工事は1日から2日で終わることがほとんどです。基礎工事が必要な場合は、養生期間を挟んで2回に分かれることもあります。

工事の当日は、電気を止める時間帯があります。冷蔵庫の中身や、在宅勤務の予定は事前に調整しておいてください。

設置が終わると、動作確認と操作方法について説明を受けます。停電時の切り替え方法は、その場で実際に操作して確認しておくと安心です。あわせて、申請に使う写真が撮れているかも確認しておいてください。

昭島市の蓄電池に関するよくある質問

昭島市で蓄電池を検討する方から寄せられやすい疑問をまとめました。制度に関する内容は、市および東京都の公表資料をもとに2026年8月時点で整理しています。

昭島市に蓄電池の補助金はありますか。

あります。「住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金」という名称で、令和8年度も家庭用蓄電池が対象になっています。太陽光発電、太陽熱ソーラーシステム、太陽熱温水器、エネファームも同じ制度の対象です。

蓄電池の補助額はいくらですか。

制度上は一律50,000円です。ただし申請の総額が予算を超えた場合は按分され、実際の交付額は減額されます。令和7年度の按分後の交付額は上限27,705円でした。

按分とは何ですか。

申請の総額が市の予算額を上回った場合に、予算額を申請総額で割った割合をそれぞれの申請額に掛けて交付する仕組みです。先着順で打ち切るのではなく、全員の金額を一律の割合で減らす方式です。

按分率はどのくらいですか。

市が公表している過去の実績は、令和5年度が61.83%、令和6年度が62.73%、令和7年度が55.41%です。年度ごとの申請状況によって変わるため、事前に確定させることはできません。

早く申請すれば満額もらえますか。

変わりません。按分は申請期間が終わってから全体で計算されるため、申請の早さは交付額に影響しません。ただし申請期間内に不備なく提出する必要はあります。

太陽光と蓄電池の両方に申請できますか。

できません。市の案内には複数機器の申請はできず、1機器のみ選択すると明記されています。同時に設置した場合も、どちらか一方を選ぶことになります。

太陽光と蓄電池、どちらで申請するのが得ですか。

太陽光は1kWあたり15,000円で上限60,000円のため、出力4.0kW以上なら太陽光のほうが高くなります。3.3kW未満であれば蓄電池の50,000円が上回ります。設置する太陽光の出力で判断してください。

申請の期間はいつですか。

令和8年12月1日から令和9年1月29日までです。年度を通じて受け付けているわけではないため、この期間を逃すと申請できません。

いつ設置したものが対象になりますか。

令和8年1月1日から令和8年12月31日までに設置が完了したものです。年度ではなく暦年で区切られている点に注意してください。

設置してすぐに申請できますか。

できません。市は申請開始日より前に書類を預かることはできないとしています。早く持参した場合は廃棄されるか、申請者の負担で返送されます。12月まで待つ必要があります。

郵送でも申請できますか。

できます。ただし令和8年度から消印有効ではなく必着に変更されました。令和9年1月29日までに市に届いている必要があります。1月30日と31日は閉庁日です。

書類に不備があった場合はどうなりますか。

令和8年度からは、申請期間内に修正と再提出を完了する必要があります。期間内に間に合わなかった場合は不交付になります。期限が近づくほど余裕がなくなるため、早めの提出が安全です。

マンションに住んでいますが申請できますか。

令和8年度から、対象は個人住宅に居住している個人に限られました。集合住宅にお住まいの方、法人、事業所、マンションの管理組合は対象外です。あわせて、実際に居住している住宅に設置した機器のみが対象となり、所有しているだけで住んでいない物件は対象外になりました。令和7年度までは申請できたため、以前の情報と異なります。

二世帯住宅ですが、世帯ごとに申請できますか。

できません。令和8年度から、世帯に関係なく一度切りの申請となりました。過去に交付を受けた世帯がある場合は、別の世帯であっても対象外です。ただし建物が分離している場合は、それぞれの住宅に居住している方が申請できます。

カーポートに設置しても補助の対象になりますか。

なります。令和8年度から、居住している住宅の敷地内であればカーポートや納屋など住宅以外の場所に設置した機器も対象になりました。ただし道路を挟んだ向かいの駐車場など、敷地の外に設置した場合は対象外です。

以前この補助金で太陽光の補助を受けました。蓄電池も申請できますか。

できません。令和8年度の交付要綱では、申請は同一の住宅につき1回、1件に限られています。機器の種類が異なる蓄電池でも、同じ住宅で過去に交付を受けていれば対象外です。交付の有無がはっきりしない場合は、申請前に環境課へ確認してください。

市税を滞納していると申請できませんか。

令和8年11月末時点で納期限が到来している市税および国民健康保険税を完納していることが条件です。分割納付をしている場合も、納期限が到来している分を全額支払っていなければ不交付になります。

申請に必要な写真はどう撮ればよいですか。

令和8年度から、機器本体と設置場所(住宅)の両方が確認できる写真が必要になりました。同じ住所に複数の建物がある場合に、どの住宅に設置したかを確認するためです。工事の当日に業者へ依頼しておくと確実です。

東京都の補助金と併用できますか。

併用できます。市も他の補助制度としてクール・ネット東京を案内しています。都の助成額を差し引くような調整の規定は、市の案内には記載されていません。

東京都の補助金はいくらもらえますか。

2026年度は蓄電容量1kWhあたり10万円で、デマンドレスポンスに参加しない場合の上限は1戸あたり120万円です。12.0kWhで上限に達するため、それ以上の容量にしても助成額は増えません。

国の補助金は使えますか。

家庭用蓄電池を対象とした国のデマンドレスポンス関連の補助事業は、2026年5月29日に受付を終了しています。見積書に国の補助金が計上されている場合は、どの事業のものか確認してください。

何kWhの蓄電池を選べばよいですか。

停電時に何を使いたいかで決まります。冷蔵庫と照明、通信機器だけなら5kWh前後、テレビや調理も含めるなら7kWh前後、エアコンも動かすなら10kWh以上が目安です。東京都の助成金は12.0kWhで上限に達します。

太陽光がなくても蓄電池だけ設置できますか。

設置できます。昭島市の補助金でも、太陽光発電との併設は要件になっていません。ただし太陽光がない場合、停電時は貯めた電気を使い切るとそれ以上は使えなくなります。

多摩川の近くですが、設置場所で気をつけることはありますか。

蓄電池は浸水すると故障や感電の原因になります。市が公開している洪水ハザードマップで自宅の浸水想定を確認し、基礎の高さや架台の使用について業者と相談してください。自然災害補償の有無も確認しておくと安心です。

訪問販売で契約してしまいました。解約できますか。

訪問販売による契約は、法定の書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフができます。まずは昭島市消費生活センター(042-544-9399)に相談してください。契約書やパンフレットを手元に用意しておくと話が早く進みます。

消費生活センターで業者の評判を教えてもらえますか。

教えてもらえません。市は、特定の事業者の苦情の有無、事業者の信用性、商品やサービスの評価、価格の妥当性については答えられないと明記しています。契約前の業者選びは、複数社を比べて自分で判断する必要があります。

まとめ|昭島市の蓄電池業者は2~3社を比較して決めよう

昭島市でおすすめの蓄電池業者は、次の5社です。

  1. ENECO(えねこ)
  2. ECODA
  3. 省エネタイガー
  4. 節電プロ
  5. エコ発電本舗

業者を選ぶときは、販売価格だけでなく、次の項目を比較してください。

  • 東京都の補助金対応
  • 施工体制
  • 取扱メーカー
  • 製品保証
  • 施工保証
  • 自然災害補償
  • アフターサービス
  • 電気代削減効果
  • 補助金適用後の自己負担額
  • 搬入経路と基礎工事の見積内訳

昭島市で蓄電池を導入するときに押さえておきたい点を、最後に整理します。

  • 市の補助金は按分される。制度上は5万円でも、令和7年度に実際に交付されたのは27,705円。見積書の金額をそのまま資金計画に入れない
  • 申請できるのは1機器のみ。太陽光と同時に設置する場合、出力4.0kW以上なら太陽光で申請したほうが多くなる
  • 申請期間は12月1日から1月29日の2か月だけ。設置してすぐには申請できず、期間を逃すと交付されない
  • 令和8年度から条件が大きく変わった。集合住宅の居住者は対象外、二世帯住宅は一度切り、市税は11月末時点で完納

按分という仕組みには、良い面もあります。予算切れで打ち切られることがないため、申請を急ぐ必要がありません。期限内に不備なく提出することだけを考えればよい制度です。

ただし金額の面では、市の補助は3万円前後の上乗せにとどまります。見積もりそのものに数十万円の開きが出ることを考えれば、補助額だけで依頼先を決めるのは合理的ではありません。補助金を含めた総額で比べたうえで、施工と保証の内容が納得できる会社を選んでください。

そのためには、最低でも2社から3社の見積もりを並べる必要があります。1社だけの提案では、その金額が高いのか安いのかを判断する材料がありません。

そして、訪問販売でその場の契約を迫られたときは、いったん断って構いません。急がされる理由がある契約は、たいてい急ぐ側の都合です。資料を置いてもらい、家族と相談してから決める。それだけで防げるトラブルは少なくありません。

※本記事に記載した補助金の内容は2026年8月時点で確認したものです。制度は変更される場合があります。按分率は年度ごとの申請状況によって変わるため、過去の率は交付額を保証するものではありません。申請前に必ず昭島市および東京都の最新の案内をご確認ください。

【主な参照元】昭島市「住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金」/昭島市「令和8年度からの主な変更点」/昭島市「令和8年度版昭島市住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金のご案内」/昭島市「令和7年度補助金交付実績」/昭島市「消費生活センターのご案内」/東京都環境公社 クール・ネット東京

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